[454]
東洋の日時表示で、
元号名の後に紀元や改元と書くことがあります。
[103] どちらも元年と同じ意味です。
[107] 稀に新元もあります。
紀年法という意味での用法は紀年法
元期という意味での用法は元期
元号名としての用法は西暦, 皇紀など
元号を改めることは改元
[1]
日本の近世によくみられます。
他地域の用例もあります。
- [35]
「暦朝詠物詩選 一~四
大江玄圃先生校訂
清魏塘兪瑛長仁輯 日本平安大江資衡穉圭校
序 天明紀元夏五月平安大江資衡撰并書
皇都書肆 九成堂蔵版
天明元年 京都 林伊兵衛他
袋付き」
>>9 PDF 59頁
- [3]
日本の漢学者皆川淇園の七言律詩詩題
「文化紀元仲春廿八日」
>>2 PDF 38 ページ, 78 ページ (近世儒家文集集成第九巻淇園詩文集, 高橋博巳 (写本淇園文集))
- [72]
塡詞図譜
「文化紀元清明前一日」
>>71
- [30]
「文化紀元甲子歳諸君子所蔵石目」
>>9 PDF 343頁
- [77]
高橋赤水
古今学話
「文化紀元の春、」
>>76
- [85]
延宝2年本(文化元年補刻本)
新古今和歌集
刊本奥付
「文󠄃化紀󠄅元秋亅九月」
>>84
- [40]
愛日樓文
「享和二年四月、、至文化紀元正月日、、實文化丙子三月二十四日也、」
>>41
- [42]
淇園文集
「文化紀元甲子孟冬、」
>>41
- [6]
近世物之本江戸作者部類
(曲亭馬琴, 成立)
曲亭主人
説明文
「文化紀元甲子の年、」
>>5
- [44] 「文化紀元甲子夏。」
>>43
- [38] 日本国京都府京都市下京区水藥師寺之塔
「文化紀元申子歳 秋九月建之 平成十一年三月改墓」
>>37
- [47]
鍾馗賛, 大田南畝
「文化紀元正陽之月」
>>46
- [74]
題明神宗皇帝農翰金字妙沙経
序文
「文化紀元甲子夏、」
>>480 PDF 12頁 (米庵先生百古)
- [80]
無窮会図書館神習文庫本
続詞花和歌集
藍筆「享和二壬戌仲冬得一本校儲了」
墨筆「文化紀元甲子仲冬再校註所見」
朱筆「文化二年乙丑孟春以代々勅撰私撰家集物語等比校異同了」
>>79
- [17]
「国字孝経
叙 文政紀元戊寅冬十一月 関東 亀田興撰」
>>9 PDF 132ページ
- [10] 「梅墩詩鈔 巻一 上
旭荘広瀬先生著
嘉永紀元戊申新鐫」
>>9 PDF 23ページ
- [455] 書状の写
「万延紀元申閏三月」
>>452 106
閏3月
- [456] 書類包紙
「万延紀元庚申閏3月22日」
>>452 110
(原文は漢数字か)
日本万延元(1860)年庚申閏3月22日
- [21]
「本朝古今新増書画便覧
文化十五年春原刻 文化二年春再刻
横 附言 万延紀元発冬上浣」
>>9 PDF 220頁
- [12]
「円山応瑞 三十三回忌 同応震 二十五回忌 為右追福遺墨展観
跋「文久紀元辛酉年丁応瑞応震二先生三十三二十五忌」
>>9 PDF 43ページ
- [27]
「文久二十六家絶句 上中下
平安弘文堂他 壬戌仲夏鼎鐫
序 文久紀元辛酉季春月 松崎学人家里衡識」
>>9 PDF 303頁
- [14]
「洛医人名録中村東平編
序 万延紀元中元後一日得斉医叟識 序 久野耳一郎氏
撰 序 庚申桂月抱拙生漫識
(跋)辛酉孟春(文久元年) 加州金沢 中村東平」
>>9 PDF 121ページ
- [25]
「榕室山本錫夫文
文久紀元九月望」
>>9 PDF 276頁
- [24]
「班范二史質問録 第三冊
元治紀元甲子十一月
構堂生」
>>9 PDF 263頁
- [19] 「槙尾明忍和尚絶筆 墨本
洛西槙尾山所蔵昆尼中興明忍大和尚絶筆真跡 元治紀元甲子冬臘月初澣 」
>>9 PDF 202ページ
- [32]
「曲直瀬養安院牡丹説 雪斎写 (彩色図入)
天保辛丑仲秋 曲直瀬恒範識
慶応紀元乙丑夏月幕府医員大淵祐玄所」
>>9 PDF 403頁
- [50]
伊沢蘭軒, 森鴎外
>>49
- [51]
「蘭軒の「訳女戒跋」に、「翁氏榊原、姓藤原、名忠寛、字子宥、為東都書院郎、致仕号巵兮云」と云つてある。跋は享和甲子即文化紀元の作で、「翁歿十有三年於茲」と云つてあるから、巵兮は寛政四年に歿したと見える。」
- [52]
「わたくしの富士川游さんに借りてゐる葌斎詩集に、先づ見えてゐる干支は、此年享和紀元の辛酉である。」
- [53]
「茶山の書は次年八月十三日に裁したもので、此に由つて此文化紀元八月中旬の四日間の連続した事実を知ることが出来る。」
- [54]
「蘭軒の家では、文化紀元八月十六日の晩に茶山がおとづれた時、」
- [55]
「前年文化紀元よりは古さうであるが、」
- [56] 「享和三年は文化紀元に先だつこと僅に一年ではあるが、」
- [57] 「前度文化紀元の在府中に茶山が此人のために詩を作つたことがある。」
- [58] 「梧堂は後三年にして文政紀元に、茶山が京都に客たる時、小野梅舎をして梅を茶山に還さしめた。茶山は下の如く記してゐる。「歳乙亥、余秪役江戸邸、」
- [59] 「阪谷朗廬の集中「戊辰秋贈石川藤陰」の詩があつて、題の下に「石川今称関藤」と註してある。知るべし、藤陰は文化の昔より明治紀元の歳に至るまで石川氏を称してゐたことを。」
- [60] 「是に由つて観れば、懐之の退隠は安政の初年より早くはなかつただらう。此年乙未より安政紀元の甲寅に至る間は二十年である。」
- [61] 「枳園は是より先嘉永紀元戊申に阿部侯に召還せられ、其年館の校正方になつてゐた。」
- [62] 「次年元治紀元甲子四月五日に異母兄徴が歿し、尋で慶応紀元乙丑八月に母も亦歿した。」
- [63] 「わたくしは柏軒門人の主なるものを列叙せむと欲して、先づ清川安策孫を挙げ、其家乗を抄して慶応紀元の歳に至つた。
慶応紀元に列侯の采地に就くものがあつて、孫の主君中川久昭も亦豊後竹田に赴いた。」
- [64] 「わたくしは蘭軒の養孫棠軒が明治紀元九月廿一日に、福山藩主阿部正桓に随つて福山を発し、東北の戦地に向つたことを記した。棠軒の事蹟は此に至るまで棠軒公私略に見えてゐる。然るに公私略には此所に紙二枚が裂き棄ててあつて、其下は己巳六月の記に接してゐる。」
- [65] 「信は慶応紀元二月十八日に夭した。紋二郎の夭折は、軍行日録に徴するに、戊辰の三月であつた。そして記事に其日を佚してゐた。今本文に由つてその戊辰二月二十八日に夭したことを知るべきである。」
- [67] 北條霞亭, 森鴎外 >>66
- [68] 「二友は文化紀元に江
戸で別れたから、南帰後林崎時代に至る間に、いかに
しても八年を閲する筈がない。初めわたくしは同じ文
より推して、霞亭の京都を去つた年を享和二年とした
が、今はその元年なるべきを思ふ。」
- [69] 「文化元年には霞亭が五月に武蔵国羽生にゐた。行道
山行記に「文化紀元夏五月、余再来客武州羽生里」と
云つてある。」
- [70] 「文化五年は霞亭の故郷的矢に帰つた年である。事は
渉筆の「経八年南帰」の文に聯繋してゐて、わたくし
の嘗て最も決することを難んじた所である。経八年と
云ふ如き計算には二様の法を用ゐることが出来る。今
享和紀元辛酉を以て霞亭が京都を去つた年とする。そ
して此辛酉の歳を連ねて算するときは経八年は文化五
年戊辰となり、此辛酉の歳を離して算するときは六年
己巳となる。わたくしは反復思慮した後、霞亭が偶
連算法に従つたものとなして看るに至つた。」
- [96] 征露紀元 征露
- [5] 近世物之本江戸作者部類 HTML版, , https://jugo.echo.jp/shoko/sakushaburui.html
- [41] 方技部/暦道上 - Kojiruien, https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/index.php?%E6%96%B9%E6%8A%80%E9%83%A8/%E6%9A%A6%E9%81%93%E4%B8%8A
- [49] 森鴎外 伊沢蘭軒,
底本:「鴎外選集 第7巻」岩波書店
1979(昭和54)年5月22日第1刷発行,
「鴎外選集 第8巻」岩波書店
1979(昭和54)年6月22日第1刷発行,
初出:「大阪毎日新聞」「東京日日新聞」
1916(大正5)年6月~1917(大正6)年9月,
2005年1月6日作成,
2014年3月27日修正,
, https://www.aozora.gr.jp/cards/000129/files/2084_17397.html
- [66] 北條霞亭,
森鴎外, , http://books.salterrae.net/amizako/html2/houjoukatei.txt
- [79]
続詞花集の注釈―神習文庫本の濱臣注をめぐって―,
鈴木徳男,
https://soai.repo.nii.ac.jp/?action=repository_action_common_download&item_id=1525&item_no=1&attribute_id=22&file_no=1
- [76] 高橋赤水『古今学話』翻刻・訳註(下) - 徳島大学機関リポジトリ, https://repo.lib.tokushima-u.ac.jp/ja/435
- [2] 妙法院門跡・真仁法親王と円山応挙の門人たち―円山応瑞・呉春・中村則苗・長沢芦雪・源琦―,
杉本欣久,
, http://www.kurokawa-institute.or.jp/files/libs/676/201904281030128287.pdf
- [9] 山本読書室資料仮目録電子版.indb - dokusho.pdf,
2014年3月10日発行,
, http://matsudakiyoshi.com/dokusho.pdf
- [452] 黒田家寄贈資料, , http://suzuka-bunka.jp/wp-content/uploads/2020/12/4f9270cfa56dcd08f66e07756dc73ef4.pdf
- [37] 清浄華院関連の小ネタです | 陵墓 陵印 掲示板 | 1033,
大垂水酔鳥,
投稿日:2010年 1月 4日(月)20時37分25秒,
https://8918.teacup.com/ryobo/bbs/1033
- [46] 大田南畝・画賛・し, , http://www.ne.jp/asahi/kato/yoshio/oota/ootananpo/nanpo-gasan/nanpo-gasan-si.html
- [480]
『全唐詩逸』をめぐる長崎の日清文化交流―文化元年の市河三亥を中心に―,
杉仁,
https://glim-re.repo.nii.ac.jp/?action=repository_action_common_download&item_id=1368&item_no=1&attribute_id=22&file_no=1
- [43] 詳細|テキスト選択検索|浄土宗全書テキストデータベース, http://jodoshuzensho.jp/jozensearch/search/detail.php?lineno=_0372
[86] 谷川士清先生略年譜, , https://www.norinagakinenkan.com/norinaga/kaisetsu/tanigawa/tanigawa_nenpu06.html
※『恵露草』序「宝暦紀元臘月、日本書紀通證脱稿ス」1-242
[87] 克鼎釋文初稾 - 国立国会図書館デジタルコレクション, 竹山逸史 稾, [1---], http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2532463/10
巻末に「宣統紀元六月上虞羅振玉拜讀」と墨書あり
[88] CiNii 図書 - 菌譜 1巻, https://ci.nii.ac.jp/ncid/BB19477735
「菌譜」の封面裏に「宣統己酉[1909]孟春重刊」とあり
「讀書録存遺」の封面裏に「宣統紀元[1909]正月太平陳氏重刊」とあり
「田間書」の封面に「宣統元年[1909]二月」, 封面裏に「版藏陳氏枕經閣」とあり
[89] CiNii 図書 - 後漢郡國圖, https://ci.nii.ac.jp/ncid/BB07304525
封面裏に「宣統紀元正月刋于鄂城菊灣」とあり
[90] 韓璋、楊葆光 水禽圖 | SoWAs, https://sowas-group.com/auctions/item/18383?currency_unit=JPY
款識:宣統紀元己酉新秋,韓璋畫,白石叟楊葆光題句。
[91] 撫呉公牘 附曽胡批牘(丁日昌) / 通志堂書店 / 古本、中古本、古書籍の通販は「日本の古本屋」, 東京都古書籍商業協同組合, https://www.kosho.or.jp/products/detail.php?product_id=407600740
宣統紀元南洋官書局石印本影印
[92] 渡来錢 古錢 中國コイン 旧家初出 民國時期 袁世凱 簽字版 中華帝國 洪憲紀元 鋼印付 銀貨保証 S111(アジア)|売買されたオークション情報、yahooの商品情報をアーカイブ公開 - オークファン(aucfan.com), aucfan, https://aucview.aucfan.com/yahoo/g531827754/
[94]
尚秉和 - 维基百科,自由的百科全书, , https://zh.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%9A%E7%A7%89%E5%92%8C
[95] Zhu ta bao juan quan ji ; Hui tu Zhen zhu ta bao juan quan ji ; Zhen zhu ta ; 珠塔寶卷全集 ; 繪圖珍珠塔寶卷全集 ; 珠塔寶 ; 2 juan ; 2卷 - Chinese Rare Books - CURIOSity Digital Collections, https://curiosity.lib.harvard.edu/chinese-rare-books/catalog/49-990093837160203941
Pai ji : Xuan tong ji yuan [1909] zhong qiu yue / Hangzhou Ju yuan tang shi yin.
牌記: 宣統紀元[1909]仲秋月/ 杭州聚元堂石印.
[97] 史林 = The Journal of history 7(3)(27), 史学研究会, , , https://dl.ndl.go.jp/pid/11005195/1/59 (要登録)
左上
天順紀元丁丑之冬
[106] >>104
繍像復讐石言遺響 五巻五冊 曲亭主人作・魁蕾癡叟校 蹄齋北馬画 平林堂・昌雅堂板
(1)「文化乙丑年春正月吉日發行\繍梓書肆\江戸本石町二丁目・西村源六\同本所枩坂町二丁目・平林庄五郎\京都堀川六角下ル町・中川新七\開板」 (2)「文化新元甲子年暑月龍生日・曲亭主人」 (3)「文化甲子林鐘朔・門人 魁蕾子」