元号

元号 全247総覧

[2] 元号 全247総覧 は、 平成時代末期の日本で発行された日本の公年号一覧の書籍です。

[3] 令和時代初期時点で Amazon では「単行本」「ペーパーバック」「Kindle版」 が新品で入手可能です。 ペーパーバックAmazon の商品で、「単行本」の写真にあるは附属しません。

[4] 本書の大部分は、元号の情報で、元号名元号の読み方 (ひらがな表記1,2種)、 改元日、継続期間、天皇、時代の概要で構成されます。 各1,2頁程度で、元号によって分量の幅がかなり広いです。 概要の解説は専門性の薄い、一般層向けの基礎的な内容で、元号に関係する事項もあれば、 その時代の代表的な出来事もあります。

[5] pp.1-6 が序文と凡例、 pp.26-38 が序章です。 また、飛鳥時代奈良時代など章ごとに簡単な概要文があります。 いずれも専門性の薄い、一般層向けの基礎的な内容です。

[6] 序文:

[8] 奥付: 二〇一七年九月二十三日 初版第一刷発行

[10] 令和改元のことが確定的になったものの、 その時期はまだ定まっていなかった頃です。 序文にも

いよいよ新元号の時代が訪れる。198918日に始まった「平成」も三十年末をもって終 わり、2019年元日からは新元号になる (この案が最有力)。それに先立ち、2018年の夏には新 元号が発表される。

そして201812月下旬には (きん) (じょう) 陛下が退位され、 (なる) (ひと) 親王が即位なさる。

とあります >>7

[11] 注意書きがあるとはいえ、正式発表なく報道されていただけの案をこうも断定的に書いてしまえるのは度胸がありますね。 そして勇み足でしたね。
[12] 非正規ルートで得た情報を断定的に伝えてはいけない、という光文事件の教訓が生かされていない...

[13] 序文冒頭は元号では書きづらい文章なので西暦年で書くのはわかります。序文内でもこれに続く部分では元号年に括弧で西暦年を併記する形になっています。 本文も全体的にその併記形式で統一されています。 ところが序文の最後の日付西暦年だけなのは不思議です。

[14] 関連: 日本の元号, 光文事件, 昭和の元号危機, 新日本, 元号法