構文

[2] 体系基底宣言の構文は、次の通りです。

• 体系基底宣言 := pio 'IS10744' 1*s ArcBase ArcName-list *s pic
• ArcBase := システムデータ − *システムデータ s *システムデータ ;; 宣言名
  • SGML宣言の APPINFO で指定した宣言名。その既定値は 'ArcBase'。
  • SGML宣言の NAMECASE GENERAL の影響を受ける。
• ArcName-list := ArcName *(1*s ArcName)
• ArcName := <記法名として宣言された体系名>

IS10744 の部分や ArcName が NAMECASE GENERAL の影響を受けるのかどうかは不明です。 (後者はおそらく受けるでしょう。)

[7] このように、体系基底宣言は SGML の処理指令として記述します。 一つの体系基底宣言は一つ以上の基底体系を識別します。

体系基底宣言が記述できるのは、体系に適合すると主張する文書の DTD または LPD です。

体系基底宣言は何個でも記述できます。

体系基底宣言は、対応する体系支援宣言より前に来るべきです。

体系支援宣言ではなく、体系使用宣言処理指令を使用する場合には、 体系基底宣言は省略することができます ISO/IEC 10744:1997 DAM 1:1998。

例

[3]

• <?IS10744 ArcBase DSSSL>
• <?IS10744 ArcBase TOPICMAP HyTime>
• <IS10744 ArcBase GenArc>
• <?IS10744 ArcBase open>
• <?IS10744 ArcBase article>
• <?IS10744 ArcBase xhtml ?>

歴史

[4] SP が最初に実装した古い形式では IS10744 の部分は無かったそうです。

メモ

[6] 雛形: <?IS10744 ArcBase ArcName-list >