体系支援宣言

体系支援宣言 (SGML)

[1] DTD (応用DTD または派生体系DTD) は、その文書実現値基底体系についての体系支援宣言 (architecture support declaration) を含みます。

[4] 仕様書:

[5] 体系支援宣言は、実際には体系定義文書を識別する記法宣言 (体系記法宣言と、それに対応する体系支援属性属性定義並び宣言) と、体系DTD を含んだ外部実体宣言 (体系実体宣言) で構成します。

なお、この方法は XML では使えませんから、 後に体系使用宣言処理指令という代替書式が規定されています。

[2] 体系定義文書や体系 DTD は、実装がそれを必要としていなければ、 実際に入手できなくても誤りではありません。 体系支援宣言の主目的は体系支援属性を宣言・指定することだからです。 しかし、体系機関が解析体系的文書を生成・検証するのなら、体系 DTD は必要です。 ISO/IEC 10744:1997 NOTE 413

[3] 体系支援宣言は、可能な限り他の宣言の前に持ってくるべきです。 (ただし、体系基底宣言はそれより更に前にあるべきです。)

[6] 体系使用宣言 (architecture use declaration) は、 体系支援宣言の別名のようです。 SGMLマーク宣言を使った本来の体系支援宣言と、 処理指令を使った体系使用宣言処理指令の 2種類の表現方法があります。