[7] ファイル名の拡張子及び、それと同形の接尾辞について。
[29] ダウンロードのファイル名の決定における拡張子は、 ファイル名のうちで、プラットフォームの慣習によってファイルの種別を表すために使われる部分です >>28。
[27] 00年代には、宗教的に拡張子はクールでないとされ、 Web標準からも徹底的に排除されました。しかし実際には拡張子は URL 上も Webブラウザーの処理上も使われ続けました。00年代後半以降の現実路線の Web標準は、拡張子の取り扱いを明確化しています。
[23] embed
要素の内容の型の決定や
object
要素の処理方法の決定では、
拡張子が使われます。
[21] ヘルパーアプリケーションの選択では、拡張子が使われることがあります。
[25] MimeType
インターフェイスには
suffixes
属性があります。
[26] input
要素の accept
属性には拡張子も指定できます。
[22] gecko-dev/nsExternalHelperAppService.cpp at 9440cb5e327ebe08fd9eefff91b0927d7e707a7c · mozilla/gecko-dev ( 版) https://github.com/mozilla/gecko-dev/blob/9440cb5e327ebe08fd9eefff91b0927d7e707a7c/uriloader/exthandler/nsExternalHelperAppService.cpp
[24] base/mime_util.cc - chromium/src/net - Git at Google ( 版) https://chromium.googlesource.com/chromium/src/net/+/master/base/mime_util.cc
.
を含めることがあります。例えば Apache の設定ファイルで AddLanguage ja ja と書くより、 AddLanguage ja .ja と書けば、前の ja がこの場合は言語札で、後の .ja が接尾辞であることが明らかとなります。.
の後の部分を言いますが、 Un*x などで使われている、拡張子と同形の接尾辞は、拡張子に見える部分を複数重ねたものであることがあります。例えば foo.tar.gz とか bar.ja.html とか。慣習的には、前者は foo という名前の tar玉を gzip 圧縮したもの、後者は bar という名前の日本語の HTML 文書と解釈されます (慣習だけで、そうでないといけないわけではありませんが)。.sys
とします。 IO.SYS
とか MSDOS.SYS
とか CONFIG.SYS
とか。この場合実際のファイル形式と拡張子は対応しません。 IO.SYS
や DOS の MSDOS.SYS
はバイナリで、プログラムのようなものです。 CONFIG.SYS
と Win95 以来の MSDOS.SYS
はテキスト・ファイルで、 OS 起動時の設定ファイルになってます。.iso
という接尾辞がよく使われます。 ISO9601 形式の CD-ROM の image, という程度の意味でしょう。中身を見るには、 image から焼くのに対応したソフトウェア (最近のは大抵そう。) で実際に焼いてみるか、又は image を直接覗けるソフトウェアを探すかでしょうね。image を直接 mount できるようなソフトウェア (デバイス・ドライバ?) があっても良さそうだけど、ないのかな? 探せばあるよね、きっと。.img
という拡張子を使うこともありますね。画像ファイルに使っても良さそうなものだけどそういうのはあまり見ないなあ。 (ゲームのデータファイルとかならありそうだけど。).xml
で終わることが多いですね。[31] Standardize extension to content type mapping? · Issue #51 · w3c/FileAPI () https://github.com/w3c/FileAPI/issues/51
[32] File::MimeInfo - search.cpan.org () http://search.cpan.org/dist/File-MimeInfo/lib/File/MimeInfo.pm
embed
要素ではtype
属性よりは優先されませんが、Content-Type:
ヘッダーよりは優先されます。object
要素ではそれほど優先度が高くありません。