·month·

XML Schema暦

[4] XML Schema は、グレゴリオ暦の一種 (二種?) を採用していました。

仕様書

データ型

[7] 次のデータ型がありました。

[8] 日時データ型

[16] OWL ではそのうち xs:dateTimexs:dateTimeStamp を使っていました。 >>15

[17] OWL での日時記述には他に OWL-Time がありました。

[18] GML は追加で gmlxbt:OrdDate, gmlxbt:WeekDate を定義しています。

date/timeSevenPropertyModel

[3] XML Schemaデータ型日時系各種データ型 (xs:duration 系以外) の内部データモデルを date/timeSevenPropertyModel と呼んでいます。

·year·
整数またはなし
·month·
整数 [ 1, 12 ] またはなし
·day·
整数 [ 1, 31 ] (·year· / ·month· による制限あり) またはなし
·hour·
整数 [ 0, 23 ] またはなし
·minute·
整数 [ 0, 59 ] またはなし
·second·
十進数 [ 0, 60 ) またはなし
·timezoneOffset·
整数 [ -840, 840 ] またはなし

暦法

[20] 先発グレゴリオ暦の一種が用いられています。 先発グレゴリオ暦

紀元前

[19] XML Schema 1.0 では、0年は認められておらず、1年の前は-1年で、紀元前1年を表していました。

[21] XML Schema 1.1 では、0年が認められ、1年の前は0年 (紀元前1年) で、その前が-1年 (紀元前2年) を表すように変更されました >>1

[22] さらっと非互換変更していますね... 紀元前

[10] RDF の世界では非互換変更のせいで困っているようです >>9

閏秒

[5] 正閏秒は表現できません >>22 閏秒のないUTC

[6] UTC日時を表現するが、正閏秒を表現することはできない >>22 という解釈を採っています。負閏秒には言及がありません。

演算

[26] EXSLTXSLT1 向けの関数を規定していました >>25

[27] XDM 向けにも大量の関数が規定されていました >>24

XACML の関数

[29] eXtensible Access Control Markup Language (XACML) Version 3.0 Plus Errata 01, , http://docs.oasis-open.org/xacml/3.0/errata01/os/xacml-3.0-core-spec-errata01-os-complete.html#_Ref248657098

[30] eXtensible Access Control Markup Language (XACML) Version 3.0 Plus Errata 01, , http://docs.oasis-open.org/xacml/3.0/errata01/os/xacml-3.0-core-spec-errata01-os-complete.html#_Ref179369163

[32] XACML v3.0 Time Extensions Version 1.0, , https://docs.oasis-open.org/xacml/xacml-3.0-time-extensions/v1.0/cs01/xacml-3.0-time-extensions-v1.0-cs01.html

ISO 8601 との関係

[13] ISO 8601のプロファイルですが、 XML SchemaISO 8601 を参照しつつ独自に規定する形となっていますから、 理論上の厳密な整合性には疑問が残ります。

[14] 紀元前の扱い (>>19) には ISO 8601 への適合性に問題があります。

派生

IETFのXML日時形式

GMLの日時形式

:GeneralDateTimeDescription

Table Schemaの日時

関連

[11] Web では一部の限られた領域で使われました。 Webの日時形式

メモ

[28] Ink Markup Language (InkML) () https://www.w3.org/TR/2011/REC-InkML-20110920/#trace

duration = xsd:decimal

The duration of this trace, in milliseconds.

Required: no, Default: none

timeOffset = xsd:decimal

The relative timestamp or time-of-day for the start of this trace, in milliseconds.

Required: no, Default: none