unparsed-entity-uri

unparsed-entity-uri

関数 unparsed-entity-uri (XSLT)

[1] XSLT 1XPath 関数 unparsed-entity-uri (文字列) は、引数として与えられた名前を持つ非解析対象実体URI を返します。

[2] 仕様書:

返し値

[2] 引数で指定された名前と一致する非解析対象実体文脈節点と同じ文書で定義されていれば、 その URI が返されます。そのような非解析対象実体がなければ、 空文字列が返されます。

[3] URI は、公開識別子から求める方法が実装されていれば (例: XML型録)、それによって得られた値になります。 それが実装されていない場合や値が得られない場合は、 システム識別子から求めます。

返される URI は、絶対URI です。

[4] 正しい XML 文書システム識別子に由来する URI であれば、素片識別子が含まれることはありません。 文書XML 実体以外から作られた場合や、 型録を使っている場合は、素片識別子が含まれ得ますが、 そのまま返して良いのかはわかりません。

現在の定義では URI素片識別子も含まれますが、 XSLT 1 が参照している RFC 2396 の定義では素片識別子URI の一部ではありませんでした。

実装

[4] 文脈節点文書がどのような方法で得られたかによっては、 外部解析対象実体の情報が既に失われていて、 XSLT 処理の段階では既にアクセスできないことがよくあります。

特に妥当性検証しない実装では、 外部部分集合実体外部引数実体や、 内部部分集合でも読まれていない実体宣言宣言されている外部解析対象実体の情報を得ることができません。

メモ

メモ