rdf:li
要素 (RSS1)[1] RSS 1.0 の rdf:li
要素は、
item
要素への参照を表します。この要素は RDF/XML
としての整合性のために存在しています。
[11] rdf:li
要素は、 RDF/XML 的には rdf:Seq
要素によって表される順序付きの項目の並びを表す資源における各項目を表しています。
RSS 1.0 においては、 channel
要素 (主語)
に items
要素 (述語) によって item
を目的語として関連付けるところ、複数個あるので rdf:Seq
を間に挟んでいます。
[12] rdf:li
要素は同じ RSS 1.0 文書内の
item
要素を指すことを意図しており、
rdf:li
要素の rdf:resource
属性が参照先の
item
要素の rdf:about
要素の値と一致することが求められています。
[6] rdf:RDF
要素の子要素である item
要素にそれぞれちょうど1つずつ同じ順序で対応させて rdf:li
要素が存在しなければならないはずですが、仕様上明確には規定されていません。
[7] item
要素に対応する rdf:li
要素が存在しないと
RDF 的には無視されることになります >>2。存在しないことが RSS 1.0
仕様上認められているのかどうかは明確ではありません。
[8] 同じ rdf:resource
の rdf:li
が複数存在すると同じ項目がチャンネルに重複して存在することになりますが、
それがどういう意味なのか、そもそも仕様上認められているのかは明確ではありません。
[9] 対応する item
が存在しない rdf:resource
を指定した rdf:li
は仕様上認められていません。
[10] item
要素の順序と rdf:li
要素の順序が異なっている場合、 RDF 的には rdf:Seq
要素の子要素としての rdf:li
要素の順序しか意味を持ちませんが、
それが RSS 1.0 仕様上どういう意味なのか、どう処理されるべきなのかは明確ではありません。
利用者エージェントには rdf:li
要素の順序を使うものも
item
要素の順序を使うものも存在していそうです。
[5] rdf:resource
属性を指定しなければなりません >>2。