[1] HTML の big
要素型の要素は、
内容を大きな文字で表示するべきものです。
[2] 仕様書:
(%inline;)*
%inline
な文脈属性名 | 属性値 | 既定値 | 説明 | 出典 |
class | 級 | [HTML4] %coreattr | ||
dir | 書字方向 | [HTML4] %i18n | ||
id | 一意識別子 | [HTML4] %coreattr | ||
lang | 自然言語 | [HTML4] %i18n | ||
xml:lang | 自然言語 | [XHTML1] | ||
onclick | [HTML4] %events | |||
ondblclick | [HTML4] %events | |||
onkeydown | [HTML4] %events | |||
onkeypress | [HTML4] %events | |||
onkeyup | [HTML4] %events | |||
onmousedown | [HTML4] %events | |||
onmousemove | [HTML4] %events | |||
onmouseout | [HTML4] %events | |||
onmouseover | [HTML4] %events | |||
onmouseup | [HTML4] %events | |||
style | スタイル情報 | [HTML4] %coreattr | ||
title | 注釈的題 | [HTML4] %coreattr |
[8] この要素型は非推奨ではありませんが、 推奨されません HTML 4 15.2。 代わりに、スタイル・シートを利用できます。
[9] CSS なら font-size 特性を利用できます。
大きくする理由が強調であるなら、 em
要素型や strong
要素型を使うのが適当です。
見出しであるなら hn
が更に適切でしょう。
[4] big
要素は、フォント・スタイル要素の一種です。
フォント・スタイル要素のレンダリングは UA
依存で、仕様書では規定されていませんが、参考として、
大きなフォントでレンダリングするとされています。
他のフォント・スタイル要素も含めて入れ子の場合のレンダリングは UA
依存です。 HTML 4 15.2.1
[5] 周りより大きく表示するというのを想定しているわけですが、
そのことだけではなく、入れ子にすることによって更に大きくなる
(あるいは small
によってそれを打ち消す)
という効果も一切保証されないということです。
[6] 視覚UA では、 font
要素の size
属性による文字の大きさの変化と同じ幅で
(big
や small
や font
の入れ子を考慮して) 変動するようです。
[10] [whatwg] <BIG> Element ( 版) http://lists.whatwg.org/pipermail/whatwg-whatwg.org/2007-October/012955.html