[2] HTML+RDFa 1.1 は、 HTML で RDFa を使う方法を規定した仕様の一つです。 現実にはあまり使われていません。
[6] 適合する文書のクラスとして、 HTML+RDFa と HTML+RDFa Lite の2つが定義されています。前者は RDFa Core 1.1、後者は RDFa Lite 1.1 を HTML と組み合わせたものです。
[8] HTML+RDFa/HTML+RDFa Lite の文書には次の要件が課されています >>1。
[12] >>9 は XHTML+RDFa からコピペ改変したのでしょうが、相変わらず「必須とされたすべての要件」 が何なのか不明です。 HTML5 仕様書には「mandatory」なる単語すら含まれていません。 >>9 があれば >>11 の前半はカバーできていそうなものですが、なぜ敢えて繰り返しているのか、しかもなぜ >>11 では MUST でなく SHOULD となっているのかまったく謎です。 >>10 と >>11 も重複しているように思えます。
[30] HTML+RDFa Lite では、 RDFa Lite 1.1 より
vocab
、typeof
、property
、
resource
、prefix
各属性をすべての要素で使うことができます。
また href
と src
は HTML5 で既に認められている場所で使うことができます。 >>1
[31] HTML+RDFa では、 RDFa Core 1.1 より
vocab
、typeof
、property
、
resource
、prefix
、content
、
about
、rel
、rev
、
datatype
、inlist
各属性をすべての要素で使うことができます。
また href
と src
は HTML5 で既に認められている場所で使うことができます。 >>1
rel
や content
は RDFa Lite 1.1
に含まれていませんが、 HTML では一部の要素で HTML 本来の意味で使うことができます。
RDFa 側でそれを禁止してはいないようです。しかし RDFa処理器は Lite と Core
の区別がなくすべての RDFa 属性を取り扱いますから、 RDFa Lite と普通の HTML
を使っているつもりでも、勝手に RDFa Core 1.1 として解釈されてしまう場合があり得るということになります。
本当にそんなのでいいのでしょうかね。 RDFa Lite 1.1 の項も参照してください。[33] HTML5文書の body
要素の中であって property
属性がある
link
や meta
はフロー内容です。 >>1
body
内に限定されているのか謎です。 Atom の content
要素の中や SVG の foreignObject
の中で body
を通さずに HTML が使われるときや文書に属さない時には使えません。また HTML5文書になぜか限定されているので、
HTML4 や XHTML では使えないようですが、意図するところがまったく推測できません。[34] property
がある link
要素には
rel
属性はなくて構いません。 >>1
[35] property
がある link
要素には
href
属性はなくて構いません。 >>1
[36] property
属性がある meta
要素には
name
、http-equiv
、charset
はなくて構いません。 content
属性は必須です。 >>1
[14] HTML+RDFa 仕様書では「XML モード」という未定義の用語が使われており、文脈からして HTML と XHTML の違いのことを指しているようです。
[15] XML モードでない HTML+RDFa 1.1 文書は MIME型
text/html
を使うべきです。 >>1
[16] XML モードの XHTML5+RDFa 1.1 文書は MIME型
application/xhtml+xml
を使うべきです。 >>1
[23] HTML+RDFa 仕様書は文書にも利用者エージェントにも HTML 5.0 に適合することを要求していますが、なぜか HTML4 にも (見出しを含め) 何度か言及しています。 その意図するところは不明瞭ですが、どうやら HTML4 文書も HTML5 の構文解析器で処理できるものなので、対応範囲に含めているようです。 また、古い版の仕様書では HTML4 の DTD に RDFa を追加したものも載っていたようです。
[24] こういうのを普通 HTML4 に対応しているとは言わないと思いますが・・・。
[29] 文書の適合性としては HTML5 を要求していますが、妥当性の検証においては HTML4 にも RDFa の属性を追加することが求められています。 (それなら属性の妥当性のみ定義しておけばよく、 文書の適合性を規定する必要はなさそうなものですが・・・。)
[3] HTML+RDFa の W3C勧告 (>>1) は W3C Process の都合上、まだ W3C勧告になっていない HTML 5.0 と RDFa 1.1 に依存した機能を参考としています。
[22] HTML 5.0 がW3C勧告となったことに伴い第2版 W3C勧告 (>>21) が発行され、 HTML4 に無かった機能の部分が参考から規定に変更されています。 この W3C の仕様書としての形式的な変更のみで、実質的に変更はされていないようです。