[1] XHTML5 は、 HTML の構文の一種で、 XML を採用したものでした。
[3] HTML5 仕様書では、構文として HTML5 と XHTML5 の2種類が規定されていました。 HTML5 は SGML に影響を受けた独自の構文を採用していましたが、 XHTML5 は XML 1.0 を採用していました。 Web で用いられている HTML のほとんどは HTML5 を採用し、 XHTML5 はほとんど使われていないのが実態でした。
[4] XHTML5 を用いた文書は XHTML 文書 (XHTML document) と呼ばれていました。
[5] HTML5 仕様書で定義された新しい機能を用いた XHTML文書は、
application/xml
、application/xhtml+xml
など XML MIME型によって札付けしなければなりません HTML5。
[6] >>5 が「新しい機能」などと歯切れの悪い表現になっているのは、元々
HTML5 仕様書 (旧 Web Applications 1.0 仕様書) が既存の HTML
に対する拡張として提案されたことや、 XHTML 文書を text/html
と札付けする XHTML1 時代の悪習への支持が未だ根強いためであろうと推測されます。
[13] 旧 HTML WG (XHTML2 WG)
はこれとは違ったモデルを提案していましたが、
市場に混乱をもたらしただけで、
中長期的にみれば大失敗に終わりました。
[9] 同様に、 HTML5 時代に HTML構文は HTML5、 DOM HTML は DOM5 HTML と呼ばれていました。いずれも HTML5 が過去のものとなった現在では 「5」が付かない名前となっています。
[12] XML の構文を使った HTML の歴史全般については、 XHTML を参照。
[7] XMLmind: XHTML 5 Resources ( ( 版)) http://xmlmind.com/xhtml5_resources.shtml
[10] Refer to XML rather than XHTML syntax (sideshowbarker著, ) https://github.com/whatwg/html/commit/643d1bce74435ec5e7980245e3ab2669b2bc985b