仕様書

入力装置関係のイベントと API

[27] イベントや API:

[28] 利用者インターフェイス操作:

[51] 利用者の操作に起因することを表す概念:

[35] 操作は、プラットフォーム次第で、物理的な装置に由来することもあれば、 ソフトウェアによってエミュレートされている (ソフトウェアキーボードやアクセス可能性機能など。) こともあります。 あるいは、 WebDriver のような Webブラウザー操作機能に由来することもあります。

著者による利用者操作の妨害

[31] 著者のスクリプトにより次のようなイベントの既定動作を取消するなどの方法で、 利用者の操作が妨害されることがあります。 Webブラウザーは、そのような妨害を受けずに利用者の操作を受け付ける方法を用意するべきです。

[32] 著者は、こうした利用者の通常の閲覧操作に介入するべきではありません。

[49] Pointer Lock も利用者の妨害に使われる危険性がありますが、 できるだけ有害にならないよう、ある程度は配慮されています。

[54] 他にも利用者の操作を妨害する方法はあります。例えば利用者の意思に反したスクロールを著者のスクリプトが強制するかもしれません。 Webブラウザーがそうした状況を判定して抑制するのは難しいかもしれません。

UIEvent インターフェイス (DOM)

歴史

[17] 利用者界面イベント。外部機器 (マウス, 鍵盤等) による利用者の動作により発生する。 (Document Object Model Events <http://www.w3.org/TR/DOM-Level-2-Events/events.html#Events-overview-terminology>)

[1] 【DOM】外部機器 (マウス, 鍵盤等) による利用者の動作により発生する事象。UI Event。

[2] DOM2 UI Events がその最初の仕様。ただし DOM0 の on* 属性/特性がその祖先に当たる。 (直接的には互換性はないが、 仕様策定上矛盾がないようには配慮されている。ちなみに、 on* 属性群の直接の子孫に当たるのが XMLEvent。つまり、事象の振る舞いとしての定義は DOM へ、記述方法としてのマークは XML Event が後継規格。)

[3] DOM 2 が WinIE でなかなか実装されないのは Netscape の提案に大幅に基づいているからだという噂があるが、 UI 事象の部は特に Netscape の影響が強い。 M$ は 永遠に実装しない気だろうか?