Sailthruの日時形式

<meta name=sailthru.*> (HTML)

[1] Personalization Engine Meta Tags - Sailthru Documentation, https://getstarted.sailthru.com/site/personalization-engine/meta-tags/

[2] Personalization Engine Meta Tag Examples - Sailthru Documentation, https://getstarted.sailthru.com/site/personalization-engine/meta-tag-examples/

[3] 日時情報は2種類あります。

[4] 1つは date。

            <meta name="sailthru.date" content="2012-06-01 10:05:00" />
            <meta name="date" content="2012-06-01 10:05:00" />
            <meta name="dc.date.issued" content="2012-06-01 10:05:00" />
            <meta name="dc.date" content="2012-06-01 10:05:00" />

の4種類に対応しています。形式は ISO 8601Wikipedia にリンクされています。 >>1

[5] もう1つは expiration date。

実例として

            <meta name="sailthru.expire_date" content="Mon, 07 Jan 2013 11:38:36 -0500" />

が示されています。 形式は

Click hereリンク for acceptable date formats, such as 2013-05-07T00:01Zリンク or Mon, 07 Jan 2013 11:38:36 -0500.

と説明されていて、2箇所のリンクは ISO 8601Wikipedia>>1

[6] expiration date は ISO 8601 形式だといいながら、 such as ... or で ISO 8601 と全く異なるRFC 822の日時形式風のもの (そうであるとは明記されていない) も使えると書いて、その実例(だけ)を示しています。 この書き方は英語文として意味不明ではないでしょうか。

[7] そしてその別形式は expiration date では唯一の例示に使うほど優遇された形式であるにも関わらず、 date ではまったく言及されていません。 date では使えないのでしょうか。不思議です。

[8] また、ISO 8601 は非常に複雑で多機能な仕様なのですが、 それについて説明もなく Wikipedia にリンクすることには、 いったいどのような意図を読み取れというのでしょうか。 ISO 8601の日時形式すべてに対応しているとでもいうのでしょうか。 (もしそうならすごいのですが、ほとんど不可能な気もします。 日時形式ではないものも含まれますし。) ISO 8601

[11] そして >>4 の4つの例示は日付時刻U+0020 で連結していますが、 このような構文は ISO 8601 にはありません。 これはいったいどう理解するべきでしょうか。 (ISO 8601 から派生した RFC 3339の日時形式のバリエーションにはあるのですが。)

[9] 別ページの例示には、

<meta name="sailthru.date" content="2013-01-05 " />
<meta name="sailthru.expire_date" content"Mon, 07 Jan 2013 11:38:36 -0500"/>

というものもあります。 >>2

[10] こちらの date には日時ではなく日付だけが示されています。 ISO 8601 としては正当なのですが、こういうのも可能だとメインの方で紹介しないで別ページの例文でだけこっそり出すのは、 不親切ではないですかねえ。

[12] date の例示はすべて時間帯が明記されていません。 ではそのような日時がいったいどう解釈されるのか、 について何も説明がありません。 勝手に好きな値を書いて良いのでしょうか。 この値を解釈するのは開発元の内部のプログラムだけでしょうから詳細な仕様をここで開示する必要はないのかもしれませんが、 この date (や expiration date) を出力する人 (このサービスの利用者たる著者) にとっても重要な情報のはずですが。

[13] >>16Webサイトはこのサービスの利用者らしく、 記事の HTMLmeta 要素が入っています。 >>16 のページの場合:

<!-- BEGIN Sailthru Horizon Meta Information -->
<meta name="sailthru.date" content="2014-12-28 18:21:52" />
<meta name="sailthru.title" content="Twitter&#8217;s Engineers Currently Fixing Widespread Sign-In Issue [Update: Fixed]" />
<meta name="sailthru.tags" content="outage, Twitter" />
<meta name="sailthru.author" content="Catherine Shu" />
<meta name="sailthru.description" content="If you have had trouble using Twitter or third-party apps over the past couple of hours, fear not—the microblogging service is on it.
" />
<meta name="sailthru.image.full" content="https://techcrunch.com/wp-content/uploads/2014/05/twitter-rise.gif" />
<meta name="sailthru.image.thumb" content="https://techcrunch.com/wp-content/uploads/2014/05/twitter-rise.gif?w=50" />
<!-- END Sailthru Horizon Meta Information -->

[14] >>13 ここで date に時間帯は明示されていませんが、 他のメタデータ

2014-12-29T02:21:52Z

とありますから、 だとわかります。 つまり北米太平洋標準時です。 このサイトの本拠地が米国西海岸にあるためでしょう。

[15] >>1ISO 8601 形式だといっているのですから、 他と同じように

2014-12-29T02:21:52Z

などと書いても問題ないはずなのに、わざわざそうでない形式を採用しているわけです。 その意図は作った人に聞いてみるしかないですが、 やっぱり仕様を決めたところが例示を出していると、 敢えてそれと違った形式で試してみようとは思わないですよね。