著作権表記

ライセンス記述

[8] ライセンス記述

記述プロトコル

[5] ライセンスの参照と記載

[25] ライセンスを簡潔に参照する手法として最も広く使われているのは SPDX ID です。しかしそうはいっても事実上の標準というには程遠い普及度と認知率で、 混沌としています。

[27] GitHub (>>20) や Open DefinitionSPDX ID を採用しつつもそれ以外の識別子も使っています。

[28] CKANパッケージのライセンス記述は独自の IDURL人間可読の文字列の組み合わせを使っています。

[26] GNUプロジェクトrel=jslicense 用の識別子を10種類定義しています。 rel=jslicense SPDX ID とは違っています。

[6] ライセンス条項の記述

[9] CSL 1.0.2 Specification — Citation Style Language 1.0.1-dev documentation, , https://docs.citationstyles.org/en/stable/specification.html
  <rights license="http://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0/">This work
  is licensed under a Creative Commons Attribution-ShareAlike 3.0 License</rights>

配布ファイル群のライセンス記述

[52] オープンソースソフトウェアの配布では LICENSECOPYING のようなファイル名ファイルにライセンス条項を記述する慣習があります。 多くのオープンソースソフトウェアの配布パッケージや Git リポジトリーの最上位のディレクトリーライセンスの異なる各ディレクトリーにこうしたファイルが置かれています。

[53] COPYINGGNUプロジェクト方面の慣習です。

[23] GitHub のライセンス検知 (>>14) は LICENSE.txt, LICENSE.md, LICENSE.rst のようなファイル名に対応しています。 >>12

[63] 他に、 READMEREADME.md のようなファイルに書く場合もあります。 その場合はライセンス以外の記述も多いので、機械的な抽出が難しくなることには注意が必要です。

[24] 人間README に書いてあれば流れで読めて有り難いので、 どちらにもあるといいのでしょうね。ただその場合両者が矛盾しないように注意が必要になりますが...

配布ファイル群のライセンス検出

[11] 一連の配布ファイルのライセンス発見的検知するソフトウェアがいくつかあります。 >>7, >>10 少なくても6個の異なるソフトウェアが知られています。 >>7

[22] 検知結果の記述には SPDX ID が使われることがあります。 >>7

[14] GitHubGitリポジトリーライセンスを検知して表示する機能を有しています。 >>12, >>13, >>10 また、ライセンスを指定して検索したり、 GitリポジトリーライセンスAPI から取得したりもできます。 >>12, >>15 ライセンスの検知の実装はOSS化されています。 >>15, >>10

[18] GitHub のドキュメントには、検索で使えるライセンスの識別子の一覧があります。 >>12 これが例示なのかこれだけに限られるのかはわかりません。

[19] ライセンスの識別子には SPDX のものが採用されていると説明されます。 >>15 実際、ドキュメントに挙げられた識別子 >>12 の多くは SPDX ID と一致しています。

[20] しかしドキュメントには SPDX ID の他に、

Creative Commons license familyCC
GNU General Public License familyGPL

のように「family」として SPDX License List にないものが含まれます。 >>12 これらが検索にだけ用いれるものなのか、 Gitリポジトリーライセンスとして出現することがあるものなのかは不明です。

[21] SPDX ID 以外の SPDXライセンス式が使われるのかは不明です。

[17] GitHub はよく使われるライセンスの一覧という API を提供しています。 >>15 実際にアクセスしてみると13個のライセンスの情報が入った JSON が得られます。 >>16 これを何に使うのかはよくわかりませんw

テキストファイルのライセンス記述

[64] 多くのオープンソースソフトウェアソースコードは、 各ファイルの先頭付近または末尾付近にコメントとしてライセンス条項を記述する慣習に従っています。

[65] LICENSE 等のファイルや代表的なファイルにのみ書く流儀と、 すべてのファイルに書く流儀があります。すべてのファイルに書く流儀の方が安心感があります。

[66] SPDX-License-Identifier: のようにコメント機械可読な方法で情報を書き入れる流儀もあります。

[67] Perl では POD=head1 で 「LICENSE」や 「COPYRIGHT」 やこれに類する題名の章を置いて、ライセンス条項を記述する慣習があります。 PerlモジュールPerlスクリプトにも同じ構文で埋め込めます。 ただ、POD ドキュメントファイルにライセンスを明記しても、 対応するPerlモジュールのソースコードファイルには書かないことも多いです。 パッケージ化されずにファイル単独で配布されることがあまりなかった時代からの風習なので、 今時ならすべてのファイルに明記するべきでしょう。

メモ

[29] 著作権表示 - Wikipedia ( ( 版)) http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%91%97%E4%BD%9C%E6%A8%A9%E8%A1%A8%E7%A4%BA

[2] コピーライト表記について | dアニメストア, https://anime.dmkt-sp.jp/animestore/CF/copyrights

[1] この全部まとめて書いときゃいいやろ的な雜なの意味あるんだろうか???