機械可読

機械可読

[2] 機械可読 (machine-readable) とは、 機械処理可能な状態にある電子データをいいます。 その範囲は文脈に依存するので明白ではありませんが、 印刷等を目的とした機械処理に適さない電子データは普通機械可読とはいいません。

[3] 例えば、 JPEG 形式の画像として保存された世界の一覧表は、 機械可読ではありません。

[4] 同じ一覧表が PDF ファイル中に画像として埋め込まれている場合、 やはり機械可読とはいえません。テキストデータとして含まれている場合、 機械可読といえるかは微妙なところです。

[5] CSV なら、普通に考えれば機械可読なデータです。 しかし機械処理に適さない形の場合もあります (CSVMicrosoft Excel を参照)。

[6] 機械可読であることと人間可読であることは、排他的ではありません。

[7] オープンデータ流行り言葉になっていますが、 オープンデータを称して公開されているデータには、 機械可読でないものも含まれているのが実情です。

[1] Linked Data Glossary ( ( 版)) http://www.w3.org/TR/2013/NOTE-ld-glossary-20130627/#machine-readable-data

[8] XユーザーのNatsuko Nakagawaさん: 「「データ化」とか「デジタル化」とか、まだ語彙が定まってないだけではなくて足りないなと感じることが増えてきた。 a. 紙 b. 画像データ c. 機械が読める文字データ d. 構造化データ e. 注釈付き構造化データ ぐらいのレベル分けとそれぞれの呼び名がほしい。(絶対先行研究ありそう。)」 / X, , https://twitter.com/nakagawanatsuko/status/1788761409024864650

[9] 我田引水的にそれやろうとしたのが五つ星オープンデータやな...