[3] 踊り字というべきか略字というべきか、どちらでもない記号なのかよくわからないけど。
[6] 長さは可変で、その場その場で適宜の長さが使われます。
[7] 例えば前の行の同じ語句を繰り返す時はそれに近い長さにされがちです。
[9] 機械可読なテキストデータとするときは長音記号ー
を使うことが多いようです。
[10]
JIS X 0208 や JIS X 0213 や Unicode の ー
がこの用法を想定しているのかどうかは定かではありませんが、
この用法に使って大きな問題になることはなさそうです。
[11] ただし読み上げやローマ字化などの処理で長音と誤読 (というかある意味正しい読み方) されるのは若干の不都合といえます。
[12] また、長さの変更が容易でないのも難点ではあります。高機能なワープロなどでは横幅を変えられることもありますが、 単純な引き伸ばしだとあまり美しくならないことも多いです。 kashida のようにフォントや組版でうまく対処してくれるといいのですが。
「久𭐖二年三月十一日 廿日 」
「久𭐖三ー二ー十一ー 」
2回目の日付は「ー」 (縦書きなので字形は「|」) で「年」「月」「日」 の省略を表している。
「𭐖」の上の「土」の字形は「士」との中間で上下ほぼ同じ長さ。2回目の「𭐖」 は「土」の縦線が「口」あるいは「一」まで貫く字形。 (解説字体辞典 では「一」に接すると解釈。)
[1] >>19 p.124 覚禅抄 から引用 (明朝体):
康平八󠄂ー闍梨書状云、
同年主税助有行書状云、
又同書云、長久四ー五ー八󠄂ー被レ行二請雨経法一、
[2] >>1 印刷に使われている「ー」の字形は仮名の長音のものに見える。
[4]
〃
が踊り字と呼ばれている以上、ー
も踊り字扱いでいいと思われますけど、
踊り字として紹介されることはなぜか少ないですよね。