[1] HTML や XForms の inputmode
属性は、フォーム制御子の入力モードのヒントを与えます。
この属性には、字句を指定します。
[3] 仕様書:
[4] 用字系字句は、 ある入力モードで覆われる文字の集合を一般的に示します。 XForms 1.0 E.3.1
[5]
XForms で定義されている用字系字句のほとんどは
Unicode 3.2 の用字系名やブロック名に由来しています。
いくつかは、 Java の
java.lang.Character.UnicodeBlock
に由来しています。
XForms 1.0 E.3.1
[6] しかし、 >>5 のような由来を持つからといって、 相当する用字系やブロックのすべての文字をその入力モードで入力可能でなければならないわけではありませんし、 その用字系やブロックの外の文字が入力できても構いません。 XForms 1.0 E.3.1
[7]
例えば、 latin
入力モードですべてのラテン文字を入力できる必要はありませんし、
ラテン文字ではない記号を入力できても構いません。
XForms 1.0 E.3.1
[9] 修飾子字句は、 フォーム制御子で入力することが期待される文字の種類をより細かく指定するために追加することができる字句です。 XForms 1.0 E.3.2
[10]
昔ながらの PC の鍵盤からの入力では、
修飾子を使って指定できるような入力モードは
upperCase
(CapsLock)
くらいしかありませんでした。
しかし、特に小型の機器では、
小さな鍵盤が複数の入力モードを持っていることがあるので、
修飾子が有効なこともあります。
XForms 1.0 E.3.2
[11] XForms 1.0 E.3.2
inputmode='thai digits'
タイ数字。