[2] 時候の挨拶を使うときは元号 (和暦) で年月日を書かなければなりません。
[12] 出典不明、意味不明の謎の指示。
重複がいけないのなら、 「2019年亥」や「平成31年亥」も駄目だろう。 十二支の絵を書いたら元号年や西暦年を書いてはいけない? そんなはずない。
元号年と西暦年の併記は、
新聞の日付欄をはじめ、
公文書、学術論文、日本各地の名所旧跡の案内看板、
イベント告知のポスターなど、
ありふれているし、それをおかしいという人などいない。
むしろ新年を祝う年賀状だから、 元号も西暦も干支も、書けるだけ書いた方がめでたくていいのではないか。 元号や西暦やその他色々な紀年法や暦法の年が書いてあるカレンダーだって珍しくないのは、 その方が便利だからというのもあろうが。
併記しないのが伝統だから、慣習だから、 というのなら、せめてどこの地域のどんな人達が実践しているのか、 くらい示すべきだろう。 しかし本当に伝統にこだわるなら、 西暦で書いていいはずがない。元号で書かなければならない。
ちょっと歴史に詳しい人なら誰でも知っていることだが、
昔は元号年と干支年を併記するのは普通のことだった。
それが千年以上続く、年賀状よりも古い伝統。
[13] 社会慣習とも伝統とも矛盾するとしたら、この謎マナーは誰が捏造したものだろうか。