[3] 自然用例は見つかっていません。言及が1例だけ知られています。
[82]
昭和時代の民俗学研究者中山太郎は、
迷信に関する習俗として、
民間で招福のため勝手に改元する私年号というものがあるとして、
福徳の例を紹介しました。
[2] そして、その他に弥勒元年や大福元年のような私年号が沢山あると述べました。 これらは名前だけで、具体的な用例その他の詳細は省いています。 >>443
[85] 中山太郎は名の知られた民俗学者で、莫大な量の文献の調査を基盤としていました。 しかし誤記や出典不明の記述も多いとも難じられています。 比較的詳しく触れている福徳も、出典の記載がありません。 弥勒や大福も、何らかの文献でそれまたはそれに近いものに触れただけで、 この分野の専門的な調査を独自に行ったものではなさそうです。
[7] 大福は他に用例も言及も見当たりません。おそらく、 何らかの他の私年号を誤記ないし誤植したものでしょう。
[8] 当時知られていた私年号で似た元号名のものがあるとしたら、 永福あたりが怪しいでしょうか。 ただ、 福徳や弥勒に比べると永福は用例も少なくマイナーです。
[5] 天福を OCR が誤読して大福になっていることがままよくあるようです。
[6]
国立国会図書館デジタルコレクションの OCR は優秀な方だとは思うのですが、
この事案に関しては、
ノイズもないわかりやすい明朝体の天であっても大と誤認することがよくあるみたいです。