名前空間を使わない文書型

名前空間を使わない文書型

[7] 本項は、XML名前空間が使われない XMLマーク付け言語の一覧です。

名前空間が定義されているが、使われないことがあるもの

n
マーク付け言語
r
根要素
m
MIME型
ns
名前空間URL
d
説明
n
[1] SMIL 1.0
r
smil
m
application/smil、(application/smil+xml)
ns
http://www.w3.org/TR/REC-smil (SMIL名前空間)
d
SMIL 1.0 勧告当時 XML名前空間勧告になっていませんでしたが、 参考としてこの名前空間URL が挙げられていました。 Microsoftプレイリストとして SMIL 文書が用いられる際にも、 名前空間なしの文書が用いられるという例が SMIL 3.0 勧告に載っていました。
n
[2] SVG
r
svg
m
application/svg+xml
ns
http://www.w3.org/2000/svg
d
名前空間なしで使われることがあるみたいです。それでも多くの場合は DOCTYPE 宣言DTD を参照し、そこで既定属性として値が与えられているので XML 的には名前空間が指定されていることになっているのですが、そうなっていないのもあるかもしれません。
n
[3] OPML 2.0
r
opml
ns
http://opml.org/spec2
d
単独の OPML 文書では後方互換性のために名前空間を使用しないことになっています。 前記の名前空間URL は他のホスト言語OPML の語彙を利用するためのものです。

名前空間が定義されていないもの

n
マーク付け言語
r
根要素
m
MIME型
note
備考
n
[4] RSS 0.9xRSS 2.0
r
rss
m
application/rss+xml
n
[5] XML Spec
r
spec
n
[6] Windowsサイドバー・ガジェット
r
gadget
n
[8] crossdomain.xml
r
cross-domain-policy
m
text/x-cross-domain-policy
n
[9] oEmbed
r
oembed
m
text/xml
n
TwiML
r
Response
n
Web Scripts
r
webscript
n
Google Custom Search
m
text/xml
r
CustomSearchEngine, Annotations, Batch, GSP, Promotions, Synonyms, OnDemandIndex
n
Joomla! Manifest
r
extension, install
n
Code Style Scheme
r
code_scheme
n
BEEP
r
多数
m
application/beep+xml
note
APEX など

[10] この他 Web API要求応答で使う XML名前空間なしの場合があります。

[11] () <http://www.niso.org/apps/group_public/download.php/15933/z39_96-2015.pdf>

Although a default namespace is not required for JATS, some users may wish to namespace JATS elements and

attributes in their application of the standard.

If a namespace is to be applied, the namespace URI should be “http://jats.nlm.nih.gov”, and the namespace

prefix may be “jats”.