ロック作成者

ロック作成者 (HTTP)

[2] ロック作成者 (lock creator) は、ロックを作る操作を行った principal です。

仕様書

処理

[6] ロックを作成できる principal を制限しても構いません >>1

[3] は、ロックされた資源が変更されるときには、 変更しようとしている principalロック作成者であることを検査しなければなりません >>1

[7] ロックを有するか否かと適切な資源の変更の権限を有しているか否かは異なります。 ロックを持っていたとしても、権限の検査は行わなければなりません >>1

[4] は、ロック作成者の他、特権を有する利用者にもロックの破棄を認めても構いません >>1

[5] unlock 特権はこのための権限として使うことができます。

owner 要素 (WebDAV)

[9] owner 要素は、ロック作成者についてクライアントが提供した情報を保持するものです >>8

[10] クライアントロックを作成した principal に直接連絡するための情報 (電話番号電子メールURL など) や、 principal を発見するための情報 (ホームページURL など) を指定することができます >>8

[20] 他の人がロックしている資源を編集したいときに (手動で) 連絡して調整することを想定しているようです。

[14] 任意の属性を指定できます >>8

[15] 任意のテキスト子要素を含められます >>8

[13] クライアントロック作成者について利用者に表示してよさそうな連絡先 URL を持っている場合には、これを href 要素に指定して owner 要素子要素とするべきです >>8

[19] 利用者エージェントは、これを送るかどうか、何を含めるかを制御できるようにするべきです >>18

[30] owner 要素lockinfo 要素 >>32子要素として使うことができます。

[22] owner 要素activelock 要素子要素として使うことができます >>21

[17] DAV:lockdiscovery 特性子孫owner 要素に関しては、繊細な情報と思われるなら省略して構いません >>16

[11] 値は死特性の場合と同じように扱わなければなりません >>8

WebDAV特性参照。

[12] は、クライアントが空の値を提供した場合を除き、 値を変更してはなりません >>8

[85] WebDAV 適合クラス 2 に対応する資源は、 owner 要素に対応するべきです >>84