datalist 要素 (HTML)

[1] HTML の datalist 要素は、 input 要素の入力値の候補のリストを提供します。

[4] datalist 要素は、 選択肢を option 要素により提供する他に、 Web Forms 2.0 に対応していない利用者エージェントのための fallback の内容を含めることができます。 WF2 2.12

[2]

状態

WHATWG WD

名前空間URI

http://www.w3.org/1999/xhtml

要素型名

datalist (data list (データの並び) より)

文脈

>>10

内容モデル

>>9

開始タグ

必須

終了タグ

必須

属性

共通属性、

属性名	属性値	既定値	説明	状態	出典
data	URI	(なし)	選択肢	WHATWG WD	Web Forms 2.0

[3] 仕様書:

• Web Forms 2.0
  • 2.12. The datalist element and the list attribute IW:WF2:"#the-datalist"

レンダリング

[5] 利用者エージェントが datalist 要素に対応している場合は、 表示するべきではありません。 CSS に対応している利用者エージェントでは、 利用者エージェント・スタイル・シートに次の規則 (と等価なもの) を含めることによりこれを実現するべきです。

@namespace xh url(http://www.w3.org/1999/xhtml);
xh|datalist { display: none; }

[13] Gecko は title 属性をレンダリングしません。 (仕様上も特に求められていません。)

[14] Gecko は CSS で datalist 要素や option 要素にスタイルを指定していても反映させません。 (仕様上も特に求められていません。)

[15] Gecko はラベルと値から部分一致でフィルタリングしたものを出しますが、 Opera は先頭一致でフィルタリングしたものを出します。 2011-06-25T04:38:15.800Z

[16] Gecko はラベルだけをレンダリングしますが、 Opera は両方レンダリングします。

フォーム

[6] 自動補完の値の並びは、 (制御子の list 属性で指定された datalist 要素または select 要素で) getElementsByTagName メソッドに option を指定して得られる要素 (XHTML では getElementsByTagNameNS に http://www.w3.org/1999/xhtml と option) から作成しなければなりません。 WF2 2.12

[7] >>6 で得た各要素のうち、 disabled でないものについて、自動補完の値は、 value 内容属性の値か、 この属性がなければ、 text DOM 属性の値となります。 利用者エージェントは、利用者界面において label 属性の値を示して構いません。 WF2 2.12

[8] disabled な要素、 自動補完の値が空文字列な要素、 自動補完の値がその制御子の type に照らして非妥当な値である要素は、 無視しなければなりません。 WF2 2.12

[11] datalist 内のフォーム制御子

datalist 要素内のフォーム制御子は、 成功としてはなりません。 (が、利用者エージェントは依然としてフォームに関連付けしなければなりません。) WF2 2.12

[12] datalist 要素で使う option 要素の内容属性 selected、 DOM属性 form, selected, defaultSelected, index が input 要素や datalist 要素に影響してはなりません。 WF2 2.12

歴史