[28] 時差は、時と分によって構成される符号つき数です >>8。
[108] 大域日時や日付や時刻には時間帯の情報を含めることができます。
[109] 妥当な時差文字列とは、... か、または... のいずれかの文字列です。ただしここで >>111、>>112、>>114 は時差の符号、
時、分をそれぞれ表しており、 >>112 は 0〜23、 >>114 は 0〜59 の範囲でなければなりません。
また、時差が0のときは、 >>111 は -
でなければなりません。 >>8
[139] vCard マイクロデータにおいては、次のように時間帯の値の構文が定義されています >>138。
[144] >>141 は00~23、 >>143 は 00~59 でなければなりません >>138。
[145] HTML の時差 (>>109) と比較すると、 -00:00
が認められていることと、 Z
が認められていないことが異なっています。
[146] HTML に埋め込まれているとはいえ、 HTML の一部としてではなく、 vCard として処理されるので、 vCard 寄りの構文になっているものと思われます。
[29] 時差文字列の構文解析や時差部品の構文解析 (旧・時間帯部品の構文解析) は、次のような処理をいいます >>8。
[148] これは >>109 のために規定されたものですが、 >>139 にも適用できます。
[6] この解釈の方法は、構文が満たすべき条件よりも緩くなっています。 具体的には、
[9] >>8 は RFC 822の日時形式など他の日時形式でも一般的に用いられている形式との互換性のためと思われます。
[135] 時差 (>>109) は、 time
要素で使われます。
[134] 時差 (>>109) は、妥当な大域日時文字列や妥当な日付文字列と省略可能な時刻で使われます。
[30] RFC 3339の日付形式などでは -00:00 に時間帯不明という意味が与えられていますが、 HTML の時差 (>>109) では禁止されています。 >>139 では禁止されていません。
[1] [] (0) Move pubdate= from <article> to <time>.]] (Hixie著, ) <https://github.com/whatwg/html/commit/aeed8c2ba559b0bb22f894f7ab061c30959c7e9a>
[2] 8028 – If the first character is not Z or + or -, the subalgorithm returns undefined values. It should explicitly fail and return nothing. () <https://www.w3.org/Bugs/Public/show_bug.cgi?id=8028>
[3] [giowt] (0) Make the 'parse a time-zone offset component' rules handl… (Hixie著, ) <https://github.com/whatwg/html/commit/9b9d174af37d384053073e41e80f443c257336a1>
[4] [ac] (1) disallow -00:00 in a global date and time string (Hixie著, ) <https://github.com/whatwg/html/commit/0de3e20f218fb39c9ff649dfb2c33f9dc9f08ba7>
[5] [aco] (2) Define 'local date and time', 'date', 'time', and redefine … (Hixie著, ) <https://github.com/whatwg/html/commit/e0a11970f9ae3dc66a07a3189f5902d7650f086a>