[1] HTML の small
要素型の要素は、
内容を小さな文字で表示するべきものです。
[2] 仕様書:
(%inline;)*
%inline
な文脈属性名 | 属性値 | 既定値 | 説明 | 出典 |
class | 級 | [HTML4] %coreattr | ||
dir | 書字方向 | [HTML4] %i18n | ||
id | 一意識別子 | [HTML4] %coreattr | ||
lang | 自然言語 | [HTML4] %i18n | ||
xml:lang | 自然言語 | [XHTML1] | ||
onclick | [HTML4] %events | |||
ondblclick | [HTML4] %events | |||
onkeydown | [HTML4] %events | |||
onkeypress | [HTML4] %events | |||
onkeyup | [HTML4] %events | |||
onmousedown | [HTML4] %events | |||
onmousemove | [HTML4] %events | |||
onmouseout | [HTML4] %events | |||
onmouseover | [HTML4] %events | |||
onmouseup | [HTML4] %events | |||
style | スタイル情報 | [HTML4] %coreattr | ||
title | 注釈的題 | [HTML4] %coreattr |
[7] 日本語の短い文章ではしばしば敬称や肩書きを周りよりもやや小さな文字で表示することがありますが、
これには small
要素が適切と思われます。
<small>前</small>総理大臣 森喜朗<small>氏</small>
[4] small
要素は、フォント・スタイル要素の一種です。
フォント・スタイル要素のレンダリングは UA
依存で、仕様書では規定されていませんが、参考として、
大きなフォントでレンダリングするとされています。
他のフォント・スタイル要素も含めて入れ子の場合のレンダリングは UA
依存です。 HTML 4 15.2.1
[5] 周りより小さく表示するというのを想定しているわけですが、
そのことだけではなく、入れ子にすることによって更に小さくなる
(あるいは big
によってそれを打ち消す)
という効果も一切保証されないということです。
[6] 視覚UA では、 font
要素の size
属性による文字の大きさの変化と同じ幅で
(big
や small
や font
の入れ子を考慮して) 変動するようです。
[10] HTML では em
や strong
(強調) の反対の意味 (弱調) を持つ要素型が用意されていません。
そこで、次善の策として small
要素型を流用するのが (著者スタイル・シートに対応していない UA
でも小さく表示してもらえるかもしれないので)
よいとする考えもあります。
(逆に、そのような事情があっても物理要素の乱用に他ならず、 好ましくないと考える人もいます。)
[11]
みでぃの日記<1月 (midi 著, 2000-12-25 12:00:57 +09:00
版) <http://plaza.harmonix.ne.jp/~midi/diary/ttu01.htm#010701>
[13] 都道府県の人口一覧 - Wikipedia ( 版) <http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%83%BD%E9%81%93%E5%BA%9C%E7%9C%8C%E3%81%AE%E4%BA%BA%E5%8F%A3%E4%B8%80%E8%A6%A7>
[17] 小書き漢字 - 世界の特殊文字ウィキ () <http://seesaawiki.jp/w/qvarie/d/%be%ae%bd%f1%a4%ad%b4%c1%bb%fa>