[1] rtc
要素は HTML の複雑ルビ構文において複数の
rt
要素から成るルビ文を束ねる役割の要素として用いられていました。
現在では複雑ルビ構文が使われていないため、 rtc
要素も HTML には含まれていません。
[12]
政治的事情で生み出され、標準化団体の政治に翻弄され続けています。
[13]
技術的には現行 ruby
仕様は rtc
要素なしで十分な表現力があり、
今更 rtc
の出る幕はありませんが、まだ謎の熱量で HTML
仕様に押し込もうとしている人達もいます。
[2] Internationalization Tag Set (ITS) Version 1.0 ( ( 版)) http://www.w3.org/TR/its/#selection-local
[9] >>6
この時代 ruby
の実装はWebブラウザーごとにバラバラになっていた。
その元凶は Gecko が突っ走って変な実装をしたことで、
その更に元凶は W3C HTML WG が独自仕様の ruby
を HTML 5.1 に突っ込んだことで、
その大元は W3C i18n WG が20世紀末に政治的に複雑化された(けど誰も実装しなかった)糞仕様をこの時代まで(時代の変化を読めずに)ずっとゴリ押しし続けたこと。
[14] 実装差異を減らすため、といいつつ、確かに構文解析器の差はなくなったけど、 そもそも Gecko が変な実装をしなければそんなことにはならなかったわけで。 そして構文解析器の差がなくなっただけでその他の差は変わらずだし。
[15] Gecko が間違った実装だったと素直に削除すれば、元の状態に戻って実装の差異はなくなっていたのにね。
[16] なぜ WebKit と Chromium は実装するつもりがない rtc
をわざわざ対処することにしたんだろうね。
[4] some updates to ruby elements / issue #115 (jasonkiss著, ) https://github.com/w3c/html-aam/commit/386c23138de2e0dd0723805392b0c20a9c536f16
[5] Complete <ruby> related mappings · Issue #115 · w3c/html-aam () https://github.com/w3c/html-aam/issues/115
ruby
の歴史の項を参照。