内容属性値

[4] 属性値を設定する場合は、 autofocus とするべきです。 WF2 2.10

[5]

DOM 属性値

[10] 取得 DOM属性 autofocus は、内容属性 autofocus が存在していれば、属性値に関わらず、 true が返される値としなければなりません。 内容属性が存在しない場合は false としなければなりません。 WF2 2.10

[11] 設定 DOM属性 autofocus は、true と設定された時には、 内容属性 autofocus の属性値は autofocus と設定しなければなりません。 false と設定された時には、 内容属性 autofocus は削除しなければなりません。 WF2 2.10

HTML 直列化

[13] (XHTML ではない) HTML では、

<input autofocus="autofocus">

<input autofocus>

レンダリング

[6] 利用者エージェントは、 フォーム制御子が文書に挿入された時、 autofocus 属性が設定されているかどうかを確認しなければなりません。 利用者エージェントは、 autofocus 属性が設定されており、 disabled ではなく、その環境で通常焦点を当てることができる種類のものであれば、 その制御子の focus メソッドが呼ばれた場合と同じように焦点を授与するべきです。 閲覧領域を持つ利用者エージェントは、 焦点を当てることが可能かどうかに関わらず、 そのフォーム制御子が可視になるように文書をスクロールするべきです。 WF2 2.10

[8] 利用者エージェントは、 利用者が焦点を移して欲しくない場合にこの属性を無視して構いません。 例えば、利用者が入力を開始したら、 それ以後 autofocus は無視して構いません。 WF2 2.10

[14] Webブラウザの窓が焦点を失っている時に autofocus が指定されていても、 窓が焦点を得なければならないわけではありません。 WF2 2.10

[20] 履歴の移動で bfcache から復元した際は、 autofocus ではなく、以前の表示の際のフォーカスを復元するべきと思われます。

誤り処理

[7] 著者は、複数の有効な要素に autofocus 属性を設定してはなりません。 複数の要素が autofocus な場合、順に >>6 のように処理されるので、 文書の読込み直後には文書順で最後の焦点を当てられるフォーム制御子が焦点を得ることになります。 WF2 2.10