atom:source

source 要素 (フィード)

[24] AtomRSSsource 要素は、出典を表します。その使い方は AtomRSS で大きく異なります。

atom:source 要素 (Atom 1.0)

[15] atom:source 要素は、 エントリーの出典であるフィードメタ情報を表します。

[13] 要素名は「出典 (source) 」より。

仕様書

文脈

[14] この要素atom:entry子要素として高々1つ用いることができます Atom 1.0 4.1.2.

[21] この要素at:deleted-entry子要素として高々1つ用いることができます。 削除エントリーの出典の情報を保持しつつフィードを集約するために使うことができます。 >>20

内容

[16] RFC 4287規定の部分ではこの要素内容として認められるものを明記していませんが、 RELAX NG スキーマ (参考) によると次の要素を含められます RFC 4287 4.2.11.

[11] atom:source 要素子要素として app:collection 要素を含めることができます。 この要素は、エントリーを追加するとそのフィードに現れるような集成を表します。 AtomPub

[19] XML署名を行う場合の注意点はAtom文書の項をご覧ください。

処理モデル

エントリー取り込み

[17] あるフィードから別のフィードへと atom:entry複写する場合、元の atom:feed 要素メタデータ複写したエントリーに含めることによって保持して構いません

RFC 4287 4.2.11.

[18] atom:source 要素は、エントリーの元のフィードの情報を残しつつ集約できるように設計されていますから、 集約を行う Atom処理器は最低1つはフィード・レベルで必須Metadata要素 (atom:idatom:titleatom:updated) を含めるべきです RFC 4287 4.2.11.

[22] 出典たるフィード以外のフィード文書や、出典たるフィード文書を有する削除済みエントリー文書at:deleted-entry 要素は、 atom:source 要素を含まなければなりません>>20

source 要素 (RSS)

[1] RSSsource 要素は、 項目の出典である RSS チャンネルを表します RSS 2.0

要素名
source
文脈
item 要素子要素として
内容モデル
文字データ
属性
url

仕様書

内容

[2] source 要素内容は、 その項目の出典である RSS チャンネルtitle 要素にあった題名を表します RSS 2.0

[8] 定義上、 title と同じで文字データ内容になると思うのですが、 明記されていません。

属性

[4] source 要素には url 属性があります。この属性は必須です RSS 2.0

応用

[6] この要素は複数のフィードを統合する際に元々の項目の出典の情報を残しておくために用意されているようです。

[7]

<source url="http://www.tomalak.org/links2.xml">Tomalak's Realm</source>

RSS 2.0 仕様書より

[9]

<source url="http://la.example.com/rss.xml">Los Angeles Herald-Examiner</source>

関連

[3] HTMLsource 要素とは同名ですが関係はありません。