afrc

分数

[1] 分数割り算です。

意味

[9] 分数の表記の一種とも理解できますし、除算の表記の一種とも理解できます。

縦書き

[2] 縦書き数式

[4]中紅 (12329) 深紅 (3598) 滅紅 (719)」 「數字の分子は『大日本古文書』の卷、分母は頁をあらわす。>>3 pp.108-109

[6] 燃料系れとろ看板, , http://retro-kanban.com/nenryo/

看板

マツチhttps://glyphwiki.org/wiki/u672c-var-002

古新聞1|8

https://glyphwiki.org/wiki/u706b-var-004が着く

原稿用紙風の枡目あり。「1|」が1マス、「8」が別の1マス。

フォント機能

[11] フォント機能 afrc は、 Alternative Fractions と説明されています。 >>10

[13] 斜線 (slash) 分離 (separated) された数字 (figures (digits)) 代替形 (alternative form) 置換 (replaces) するものです。 >>10

[14] 斜線U+002FU+2044推奨 (recommended) として示されています。 >>10

[15] 数字が何かは明記されていません。一般的には欧州数字と理解されています。 ASCII数字だけでなく全角数字も対象となるかもしれません。 他の数字はあまり対象になりそうにありません。

[16] 当該列が相当する分数 (fraction) 合字グリフ写像されることが推奨 (recommended) されています。 >>10

[17] 厳密には規定されていませんが、12 のように横線型の分数だったり、 1/2 のように斜線型の分数だったり、 といった当該フォントに存在する分数専用グリフに置換されることが期待されると考えられます。

[18] まったく任意の数字列すべてに対応することが lookup で可能なのかどうかは定かではありませんが、 容易でないことは間違いなく、仕様にもフォントの利用者にも期待されるところではないと思われます。 フォントが専用のグリフを用意するような一般的な分数 (Unicode符号位置があるもの中心) に限るのが現実的な方針と思われます。

[20] その際、「11111111111/222222222」のような列のうち途中の「1/2」だけが置換されてしまうような事態を避けるべきなのかどうか、 見解が分かれそうなところですが、実際のフォントではどうなっているのでしょう。

[21] 既定の状態では無効であるべきです (should) >>10

[22] GSUB lookupType 4推奨 (recommended) されます。 >>10 しかしそれ以外の GSUBGPOS が禁止されているわけではありません。


[23] フォント機能 dnom は Denominators とされています。 >>10

[24] 斜線 ([slash) 続く (follow) 数字 (figures) 分母数字 (denominator figures) 置換 (replace) します。 >>10

[25] GSUB lookupType 1数字と関係する文字 (grouping or decimal separators) を対応する分母グリフに置換することが推奨 (recommended) されています。 >>10 それ以外の GSUBGPOS が禁止されているわけではありません。

[26] 単体で利用者が制御する必要はなく (not required) frac の利用時に応用の実装の一部として自動適用することが推奨されています (recommended usage) >>10

メモ

[5] 斜めの分数を組むための活字 - しろもじメモランダム, https://shiromoji.hatenablog.jp/entry/20081013/1223918374