[10] XInclude は、 XML文書に他のXML文書を取り込んで (論理的な) 文書の一部を構成させるための XML の語彙です。
[11] 多くのマーク付け言語で共通して使われ得る「取り込み」の記述方法と処理を共通化することを狙っていましたが、 標準化が遅れたこと、各言語それぞれの事情を考慮する方法がないことなどからごく一部でしか採用されませんでした。
[12] 小改訂の XInclude 1.1 の開発も (相当の低速度で) 進められていましたが、 XML 全体の衰退が進む中で完成しても一体どれだけ使われるかは謎でした。 結局 XML Core WG の閉鎖に伴い2016年に開発中止されました。
[18] XML名前空間 http://www.w3.org/2001/XInclude
が用いられていました。詳細はそちらを参照してください。
[1] XInclude 1.1 Requirement and Use Cases ( ( 版)) http://www.w3.org/TR/2012/NOTE-xinclude-11-requirements-20120214/
[2] XML Inclusions (XInclude) Version 1.1 ( ( 版)) http://www.w3.org/TR/2012/WD-xinclude-11-20121009/
[3] XML Inclusions (XInclude) Version 1.1 ( ( 版)) http://www.w3.org/TR/2013/WD-xinclude-11-20130115/
[4] XML Inclusions (XInclude) Version 1.1 ( ( 版)) http://www.w3.org/TR/2014/WD-xinclude-11-20141216/
[6] XML Inclusions (XInclude) Version 1.1 ( ( 版)) http://www.w3.org/TR/2013/CR-xinclude-11-20131008/
[9] XML Inclusions (XInclude) Version 1.1 ( 版) http://www.w3.org/XML/2015/05/xinclude-11/
[5] XML Inclusions (XInclude) Version 1.1 ( ( 版)) http://www.w3.org/TR/2015/CR-xinclude-11-20150630/
[13] XML 関係では同様に xml:base
や
xml:id
や XLink が同様にマーク付け言語共通の語彙となることを狙っていましたが、
いずれも成功していません。
[14] XML Inclusions (XInclude) Version 1.0 (Second Edition) ( 版) http://www.w3.org/TR/2006/REC-xinclude-20061115/
[16] XML Inclusions (XInclude) Version 1.1 () https://www.w3.org/TR/2016/NOTE-xinclude-11-20160721/