[5] 刀銘で門守2年のものが1例知られています。
[6] 拓影を掲載したものがあります。現所在不詳ですが、昭和時代の論文で最近みたと書かれています >>1。
[1] 刀剣と歴史 (431), 日本刀剣保存会, , , https://dl.ndl.go.jp/pid/7901125/1/21 (要登録)
作者「□京」 □は成か戌
「門守二年二月日」
私年号、都の門を守るの意か、文殊菩薩か (c.f. 弥勒)。 刀工に文殊信仰はあった。
[7] 明言していませんが、文脈的に室町時代 (江戸時代になる前) と想定されているようです。
[2] 刀剣と歴史 (465), 日本刀剣保存会, , , https://dl.ndl.go.jp/pid/7901159/1/29 (要登録)
門守 私年号
[8] 信国は室町時代の刀工で京で活動、 信国派はその後各地に広がり江戸時代には九州、 越後、 南部で活動したとされます。
[9] 「信国系の作風」というのがどの範囲を指すのか不明ですが、 >>1 の著者の見立てでは信国の室町時代頃の様式に近いということなのでしょう。
[10] これ1例しか知られておらず、現時点ではそれ以上の情報がありません。
[3] Google Books だと「文殊二年」が多数見つかりますが、 OCR の誤読のようです。