[15] 206
は、応答に含まれるのが要求された資源の一部であることを表す状態符号です。
[3] 206
は、要求の Range:
ヘッダーで指定された各範囲について、
選択された表現に関して満足可能なものに対応する各部分を転送することにより、
対象資源の範囲要求を満足することに成功していることを表す状態符号です >>1。
[11] 206
応答では、 200
応答だったら送っていたであろう次のヘッダーを生成しなければなりません
>>1。
[12] 要求に If-Range:
ヘッダーが指定されていた場合には、
鯖は他の表現ヘッダーを生成するべきではありません。
クライアントは既に以前の要求で受け取っているはずだからです。
If-Range:
ヘッダーが指定されていない場合には、
200
応答だったら送っていたであろう表現ヘッダーをすべて生成しなければなりません。
>>1
304
はキャッシュに関して有用なヘッダーであれば指定しても良いとしていますが、
If-Range:
はキャッシュの更新のためのものではありませんから、
相当する規定がないものと思われます。[4] 206
応答の構築時の構文的制約については、
範囲要求の項も参照してください。
[8] 206
応答の payload body は元のデータの一部分ですから、
Content-Type:
に記述されたMIME型の仕様に従ったデータになっているとは限りません。
単独では意味を成さないデータかもしれません。
[20] キャッシュは、 226
応答から
206
応答を作ることも認められています。
226
の項を参照。[10] クライアントは、 multipart/byteranges
の本体部分が Range:
に指定した範囲の順序であると仮定できません。
クライアントは各本体部分の Content-Range:
ヘッダーを調べなければなりません >>1。
[6] キャッシュは、 Range:
と Content-Range:
と範囲単位に対応しているなら、 206
応答を蓄積して構いません。
また不完全な 200
応答を 206
応答として蓄積して構いません。 >>5
[305] RFC 4037 - Open Pluggable Edge Services (OPES) Callout Protocol (OCP) Core ( ( 版)) https://tools.ietf.org/html/rfc4037#section-10.10
[21] CORB: protecting certain nosniff and 206 responses (anforowicz著, ) https://github.com/whatwg/fetch/commit/794dd5452705564538440cc5b2c1f13d909e2f9a
[22] CORB: blocking of nosniff and 206 responses by anforowicz · Pull Request #686 · whatwg/fetch () https://github.com/whatwg/fetch/pull/686
[23] Allow Range header to be set by APIs (jakearchibald著, ) https://github.com/whatwg/fetch/commit/819d8c9d6617986a831ecd9cf21c34ba9589a890
[24] Handling Partial Content / 206 · Issue #144 · whatwg/fetch () https://github.com/whatwg/fetch/issues/144
[25] Allow range header to be set by APIs by jakearchibald · Pull Request #560 · whatwg/fetch () https://github.com/whatwg/fetch/pull/560
[26] CORB: blocking of nosniff and 206 responses by anforowicz · Pull Request #686 · whatwg/fetch () https://github.com/whatwg/fetch/pull/686
200
の時送らないものは、送る必要はありません。