[108] 軍用時は、軍隊が用いる時刻です。 軍事活動は、その特殊な性質ゆえ、 一般社会で用いられる標準時とは異なる時刻を採用することがあります。
[3] 軍隊に占領され軍政が敷かれた地域では、 当地の従前の標準時と軍用時が異なる場合、 標準時が軍用時に合わせて公式に改正される場合や、 非公式ながら軍用時が行政や民間でも用いられる場合があります。
[1] 18世紀アメリカに関するデジタル史料と未刊行手稿史料(1), 和田光弘 https://nagoya.repo.nii.ac.jp/?action=repository_action_common_download&item_id=14855&item_no=1&attribute_id=17&file_no=1
当時米国艦隊(空軍)等ではグアム(マリアナ)時間(日本時+1Hr)、シドニー時間(日本と同時)、マニラ時間(日本時-1Hr)があった。 Martin PBM機ヤングとシムス中尉機による、ディラニー中尉機(他2人・空母ベロオウッド・艦爆機・着水時刻 14:00?)が撃墜され、 その救助*1をシムス機とヤング機が行った。その漂流を発見し海面染料投下時刻を14:00時としている。 まだ、烈しく戦闘(攻撃)が続いており、グアム(マリアナ)時間の可能性がある。だと日本時間で15:00時。 欧州で対独戦も戦っていたので統一的にはグリニッジ標準時だった。9時間加えると日本時間になる。 米軍資料でKタイムとあればグアム(マリアナ)時間、Zタイムとあれば グリニッジ時間である。
[2] アトム, K.シェンチンガー, 植田敏郎 訳, , , https://dl.ndl.go.jp/pid/1691789/1/181 (要登録)
軍記物語
「マリアナ時間」
[4] 軍艦については水域の標準時、 航空機については空域の標準時、 宇宙空間については宇宙の日時、 極地については南極の標準時も参照。
アメリカ政府内が混乱してケネディ大統領の命令によりアメリカ軍の戦闘機による次の爆撃機への援護に出発したが、時差を計算せず正確な時刻が明確でないままに先に爆撃機が飛び立ち、援護は成功しなかった。
時間は全て現地時間です。
ちなみに現地時間の換算はややこしくて、
日本の前線基地、ラバウルからソロモンの西のはずれ、ブーゲンビル島までは
ZONE-10で日本との時差は1時間(+1時間)なんですが、
それより東はZONE-11なので+2時間の時差になります。
さらにアメリカ軍の現地時間も面倒で、
どうもニューカレドニアを起点にしていたらしく実は-11.5時間で記載されてます。
つまり、日本の戦闘詳報に対しては+2時間で現地時間、
アメリカの行動報告書では-0.5時間で現地時間になるのです。
米国海軍の潜水艦も潜航するUTC 0を、浮上すると現地時間を使用する。
これは形は共同でも、実質的には航空自衛隊はそっくり米軍の指揮下に入っておる体制でしょう。指揮系統から見れば明らかです。だから、そうなると、指揮系統は一体、施設は共用、用語は英語ですよ、時刻はグリニッチ標準時、ここまで一体になっていれば、組み込まれていると言って差しつかえないでしょう。
さらに、日韓台三軍の装備、訓練様式、暗号、標準時間等々はすべて統一され、軍事要員の交流もしばしば行なわれてきました。