[1] SGML 一般体系の要素データ属性
(dafe) 属性形式の要素データ属性改名子 (NotNames) 属性は、
体系記法属性名からクライアント属性名
(または要素の内容) の写像を定義します。
[2] 仕様書:
dafe)NotNamesCDATA((NAME, (ATTORCON | "#DEFAULT"), ("#MAPTOKEN", NMTOKEN, NMTOKEN)*) | ("#NOTCONT", ATTNAME))*
(ある ATTNAME, NAME, #CONTENT, #NOTCONT は1回のみ使用可, 前はデータ属性名, 後は要素属性名)[5] 属性値は基本的に体系記法属性名とクライアント属性名の組です。
後者が #DEFAULT の場合、体系的属性は体系的属性値固定となり、
クライアント要素側で指定することはできなくなります。
前者を #NOTCONT にした場合、指定した記法のデータをクライアント文書側で要素の内容としてではなく、
属性値として記述できます。
後者を #CONTENT にすると、体系のデータ属性をクライアント文書の要素の内容として記述できます。
#CONTENT への写像が指定された場合はこちらも指定しなければなりません。
#CONTENT への写像が指定されていない場合は、
要素の内容は記法の対象外になります。
#MAPTOKEN の後に字句を2つ続けることができます。
前者は体系定義の字句で、後者はそれの別の名前です。
2番目の字句がクライアント文書に使われていれば、
体系側の1番目の字句とみなされます。
なお、適用される体系側の属性が CDATA
の場合は、置換の前に字句化が行われます。
[4] この属性は、体系属性改名子属性と似ています。 構文的にも意味的にもほとんど同じで、対象が体系とクライアント文書ではなく、 記法データ属性と要素属性であることが違うだけです。