日本書紀

[2] 日本書紀は、日本歴史書です。

機械可読データ

[14] 和漢籍の書棚 () http://www.ceres.dti.ne.jp/~alex-x/wakan/menu-w.html

一部のみ


[15] 日本書紀 原文の機械可読データを配布しているサイトがいくつかあります。 他に機械可読とは言い難い PDF などで配布しているものもあります。 また、商用の製品で販売されているデータもあるようです。

[16] 無料配布されているデータですが、 機械可読といっても HTML で人間の表示用に整形されているものばかりで、 真に機械的処理に適した形といえるのは >>7XML ファイルくらいです。

[17] 多くのデータは出典が一応明記されていますが (困ったことにそれすらないものもあります)、 入力者が校訂した旨の説明はあっても、 具体的にどう作業したのかまで詳しく説明はされていません。

[18] データを相互に比較すると、 どれ1つとして完全には一致しません。 独立に入力・作業した結果ということがわかりますが、 他のデータを出典と明記しているものも、 校訂と称して多く変更しているのです。

[19] そもそも現存する 日本書紀 には多くの異なる写本があり、 細部が異なっています。 近現代に刊行されたものは専門家が各写本・刊本を比較検討して校訂した成果物です。 多くのデータはそうした本を底本としていると明記しています (明記していないデータもおそらくそうでしょう)。 ところがいくつかのデータの説明には別の本をも参照して校訂したような記載があり (それ以外のデータもそれが疑われます)、 底本からの意図的な変更も含まれているようなのです。 つまり機械可読データの作成は必ずしも特定の本の再現が目的でなく、 新たな写本の創出とでもいうべき作業となっているのです。

[20] こうした状況ゆえ、データ相互の差異や、底本との差異が、 どこまで意図的なもので、 どこからが誤りなのか、 確定するのは困難といえます。

[21] 目につく違いとして、次のようなものがあります。

研究

[32] 日本書紀研究

メモ

[5] 日本書紀の写本一覧と複製出版・Web公開をまとめてみた | 八木書店グループ () https://company.books-yagi.co.jp/archives/4212

[1] 日本書紀 - Wikipedia ( 版) https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E6%9B%B8%E7%B4%80