注釈

注釈 (電子メール、HTTP)

仕様書

RFC 822 における構文

[9] RFC 822 における注釈の構文は、次のように説明できます。

RFC 822 における構文

[17] RFC 2822 における注釈の構文は、次のように説明できます >>16

[25] 実装が対応しなければならないものベースで RFC 822 と比較すると、

RFC 822 における注釈

[7] 注釈 (comment) は、 メールプロトコルサーバーに引き渡すなどの目的で列を再生成する際には、 字句間の区切りとして機能している場合、 SPACE 1つと字句的に等しい >>6 3.4.3. とされていました。

[8] RFC 822 はこれ以外に注釈空白と等価であると明言しているところはありません。 厳密に解釈すると実装は注釈空白と解釈して構いませんが、著者注釈を生成してはいけないことになります (BNF に一致しないので)。しかしこれは一般的な解釈とは異なります。

HTTP における注釈

[36] >>35

     comment        = "(" *( ctext / quoted-pair / comment ) ")"
     ctext          = HTAB / SP / %x21-27 / %x2A-5B / %x5D-7E / obs-text
     quoted-pair    = "\" ( HTAB / SP / VCHAR / obs-text )
     obs-text       = %x80-FF

  1. (
  2. *
    1. |
      1. ctext
      2. comment
      3. =
        1. \
        2. |
          1. \
          2. (
          3. )
  3. )

CGI

[3] CGI では次のように定義されています >>4

      comment         = "(" *( ctext | comment ) ")"
      ctext           = <any TEXT excluding "(" and ")">

[5] HTTP/1.0 と同じナイーブな定義ですね。

message/global

[2] RFC 5335 により、 message/global においては UTF-8 の使用が認められるようになりました (RFC 5335 4.3)。

[31] これは RFC 2822 に、更に U+0080-U+10FFFF を認めるものです。

[32] RFC 6532 (>>33) も同様に U+0080-U+10FFFF を追加するものです。