[5] SGML DTD が要素型を定義するように字句型を定義するのが字句型宣言集合です。
[1] 構文:
仕様書 ISO/IEC 10744:1997 A.2.1 では自然言語で説明されていますが、
ABNF に直すと (おそらく) こうなります。 ISO 8879
の引数分離子が使えると書いてありますが、 ps
ではなく ds
(宣言分離子)
が正しいと思われます。実例 (>>4) でも注釈宣言が使われています。
[6] 仕様書:
[7] 字句型宣言集合実体と文書型定義・連結処理定義: 字句型宣言集合は実体宣言を使うなど文書型定義 (DTD) や連結処理定義 (LPD) と似ていますが、 別のもので、混ぜることはできません。 字句型宣言集合内で宣言された引数実体や記法は DTD や LPD や別途文書から参照されている字句型宣言集合のいずれとも別の空間に存在していますから、 別のところで定義されたものを参照することはできません。
[2] 字句型宣言集合の参照: SGML文書で字句型を使いたい時は、 字句型使用宣言で字句型宣言集合実体を参照することができます。
[3] 字句型宣言集合の例: