ワーカー大域適用範囲

ワーカー大域適用範囲

状態

[2] EventTarget大域オブジェクトの持つ状態に加えて、次の状態があります。

種類
DedicatedWorkerGlobalScope (専用ワーカー)、 SharedWorkerGlobalScope (共有ワーカー)、 ServiceWorkerGlobalScope (サービスワーカー) のいずれかです。
古典スクリプトモジュールスクリプトのいずれかを表します。
イベントループ
ワーカータスクの実行のためのイベントループです。
closing flag
終了中かどうかを表すフラグです。
実行状態
permissible worker, active needed worker, protected worker, suspendable worker, 一時中断 (suepend) の各状態にあるかどうかです (run a worker 参照)。
活性タイマーのリスト
実行待ちタイマー群
ワーカーのポート群
所有者集合
ワーカー集合
関連付けられたオブジェクト
Worker または SharedWorker です。
ワーカーのURL
ワーカースクリプトURL です。
location
WorkerLocation オブジェクトです。
navigator
WorkerNavigator オブジェクトです。
HTTPS状態
ワーカースクリプト取得時に決まったHTTPS状態です。
参照元ポリシー
CSPリスト
ワーカースクリプト取得時に決まったCSPリストです。
モジュール写像
モジュールスクリプトのfetchで使うモジュール写像です。
時刻起源
Performance
名前
ワーカーの名前 (name 属性値) です。

ワーカーのDocument
ワーカーのワーカー群

[3] DedicatedWorkerGlobalScope には更に AnimationFrameProvider の状態と次の状態があります。

暗黙の MessagePort
postMessage が使います。

[4] SharedWorkerGlobalScope には更に次の状態があります。

構築子URL
共有ワーカー作成時にコンストラクターで指定された URL です。
構築子起源
応用キャッシュ

[5] ServiceWorkerGlobalScope には更に次の状態があります。

サービスワーカー
関連付けられたサービスワーカー
importscripts allowed flag
importScripts メソッドの実行可否。初期状態では未設定。
imported scripts updated flag

メンバー

[132] 次のインターフェイス実装しています。

[9] DedicatedWorkerGlobalScopeメンバー

歴史

[6] Define WorkerGlobalScope in a single place · whatwg/html@cf833be ( 版) https://github.com/whatwg/html/commit/cf833be70e718764c93f73c010dad60b00933306

[7] Editorial: put properties shared across globals on mixin · whatwg/html@cdd48e1 ( 版) https://github.com/whatwg/html/commit/cdd48e1f570c817402bf62108847c4a9f4b00b1e

[8] Editorial: restructure ownership of workers to parent-owners (annevk著, ) https://github.com/whatwg/html/commit/59a4750f475acd789ee436b4906972ba2081d8b3