時刻起源

時刻起源

仕様書

[1] High Resolution Time Level 2 (2016-02-26 04:49:50 +09:00) <https://w3c.github.io/hr-time/#h-time-origin-1>

文脈

[2] 文書と WorkerGlobalScope は、時刻起源 (time origin) を持ちます。

[3] 環境設定群オブジェクトは、時刻起源 (time origin) を持ちます。文書または WorkerGlobalScope の時刻起源を参照しています。

環境設定群オブジェクト参照。

[4] 仕様書上は、時刻起源は状態ではなく用語として定義されています >>1。あるいは大域オブジェクトの時刻起源として参照されています。大域オブジェクトが Window でも WorkerGlobalScope でもない時、時刻起源は未定義とされています >>1。

[7] DOMHighResTimeStamp の値の基準点として時刻起源が使われています。

値

[5] 文書環境では、時刻起源は navigate の開始の時刻に設定されます。

navigate、閲覧文脈の作成を参照。

[6] ワーカー環境では、時刻起源はワーカーの作成の時刻に設定されます。

ワーカーを走らせるを参照。

関連

[8] ここでいう「起源」は、URLの起源などの起源とは異なります。

[9] Update spec to fix ambiguity around Time Origin definition. (#54) (divmain著, 2017-12-15 02:15:25 +09:00) <https://github.com/w3c/hr-time/commit/88792cc90e3309d9537c2b9dd487382ccfef387d>