マニフェスト

html 要素 manifest 属性 (HTML)

[5] html 要素manifest 属性は、キャッシュマニフェストURL を指定するものです >>4

代替

[17] 現在では AppCache より Service Workers を使うのが好ましいと考えられています。

仕様書

文脈

[8] この属性html 要素に指定できます。

[9] 根要素以外の html 要素に指定することは特に禁止はされていませんが、 意味を持ちません。

構文

[6] 属性値は、 valid non-empty URL potentially surrounded by spaces でなければなりません >>4

[7] base 要素より前に現れますから、 相対URLの場合、 base 要素を考慮しない文書の基底URL に対して解決されます。

IDL 属性

[10] スクリプトからこの属性を変更しても意味がないため、 反映するIDL属性は用意されていません。

処理

[11] この属性は、文書の読み込み中に HTML構文解析器XML構文解析器から応用キャッシュ選択アルゴリズムが呼ばれることによって処理されます。

application cache download process でも参照されることがあります。

[12] この属性構文解析の時点で参照されるだけで、 なおかつ当該要素スクリプトからアクセスできるよりも前なので、 スクリプトによる一切の変更は影響を持ちません。

[15] サービスワーカーが使われている時は、そちらが優先されます。

[1]

<html><html manifest=myapplication.manifest>

のような不適合HTML 文書では、 2つ目の html 開始タグmanifest 属性DOM 上の html Element 節点DOM属性になりますが、実際にマニフェストとして処理はされません

マニフェストとしての処理は最初の html 開始タグの時点で行われます。

(名無しさん)

[2] >>1 と同じ理由で、

aa<html manifest=app.manifest>

のように開始タグの前に文字列や他のタグがある場合も manifest 属性の処理は行われません。

[3] ここでいう処理というのは応用キャッシュ選択算法の実行のことです。

関連

[20] Web App Manifest とは無関係です。

歴史

[13] Manifest for web application ( ( 版)) <http://www.w3.org/TR/2015/WD-appmanifest-20150212/>

[14] Integrate Fetch into HTML · whatwg/html@7c5555a ( 版) <https://github.com/whatwg/html/commit/7c5555a16f2920c02244c10756bb2f1a11e87a22>

[16] Bypass appcache in favor of a service worker · whatwg/html@8d239dd ( 版) <https://github.com/whatwg/html/commit/8d239ddca97d70312b5c341c540cf06c316bbd81>

[18] URLs are parsed and produce records · whatwg/html@30bc255 ( 版) <https://github.com/whatwg/html/commit/30bc2557105ad62881ec9670f253febbc9761b44>

[19] Editorial: synchronize with the DOM Standard · whatwg/html@21c6ec7 ( 版) <https://github.com/whatwg/html/commit/21c6ec77594eb89b836d4872222f5916910967fd>

[21] Align Fetch's destination concept with changes in Fetch (sideshowbarker著, ) <https://github.com/whatwg/html/commit/5e8f96a85d182d36c177db0d6fdde58b4ded86d4>

[22] Editorial: Add removal note at <html manifest> definition (sideshowbarker著, ) <https://github.com/whatwg/html/commit/60e19b690c75c71740be28dc2fe16f25d8841c99>