「曆」のなかに記されている記録

[1] 「曆」のなかに記されている記録は、花巻市史に収録されています。地域に伝わる江戸時代の暦への書き入れがまとめられています。 2系統あります。 >>2

改元関係記事

[3] >>2 の改元関係の記事のうち、時期がわかるものです。

[4] >>2 はもともと暦に書き入れられていた記事だけを抜き出して編集したものらしいのですが、原形がどうだったのか、どこかに年ごとなどでまとめて書かれていたのかばらばらの記事を年単位でまとめたのか、といったことが >>2 にははっきり書かれていません。

[26] 暦は矢沢の歓喜寺所蔵のものと、笹間の八重樫仁孝所蔵のものとされます。 >>2 /5 それぞれ1章と2章に相当すると思われます。

[5] /12 明和10(1773)年「当三月十六日明和十歳終り也当閏三月十八日九つ過ゟ」

[6] /12 安永3(1774)年「此こゆみハ安永三歳初也明和九年^壬_辰十二月廿日過安永元年ト成、」

[8] /14 安永10(1781)年「当四月廿日過ゟ天明元年ト成、安永十歳終り也四月廿二日天明ト改也、」

[9] /14 天明2(1782)年「此暦ハ二歳ゟ初也」

[12] /15 天明3(1783)年「十二月始宝久元年ト成」

[13] /16 天明4(1784)年「門松ハ正月後正月^毛二月一日^毛手前ハ三度門松打也、」

[14] /24 寛政13(1801)年「二月末ゟ享和元年^与成り、」

[16] /32 文政13(1830)年「十二月下旬ニ天保元年ト成」

[17] /32 文政14(1831)年「去十二月下旬ニかわり天保二年ト成り候文政終り也」

[18] /38 文久4(1864)年4月「元治元年成」

[11] 初也、終り也とあるのは暦の元号の初年と末年を表しているようです。

[20] /40 明和9(1772)年「明和元年ト十二月始申候」

[21] /40 明和10(1773)年「三月六日安永二年暦年号替申候、六月せつニ巳ノ日三つ有」

[23] /41 安永10(1781)年「四月廿四日、天明元年成」

[25] /46 寛政が1箇所だけ寛成。誤植。