[4] かつては、リンクの :hover
中はステータスバーの文章部分にリンク先の
URL を表示するのが一般的でした。
[5] 現在の Chrome や Firefox や IE は、標準ではステータスバーを表示しないため、
リンクの :hover
時に限って、
かつてステータスバーの文章部分があった窓の左下に tooltip
のような形で URL の一部または全部を表示するようになっています。
(リンクが左下にあってかぶる時は、右下など異なる位置に表示することもあります。)
[7]
今の普通の Webブラウザーはリンク先 URL をステータスバーに表示するときパーセント符号化を復号してくれるから、
Wikipedia のように日本語を使っていても人間可読にしてくれます。
ところが
Twitter はすべての URL を短縮URL
に置き換えてしまうので、
リンク先は意味不明 (それどころか URL scheme やドメイン名も全部わからなくしてしまいます)。
そのかわりに :hover
時に独自のツールチップを表示していますが、
そこではパーセント符号化されたままの URL
が表示されます。
Webブラウザーが利用者の便宜を図って進化してきたのを、
Webサイトが独善的に再実装したため利用者にとって使いづらくなった事例。
あるいは英語圏の開発者が非英語圏の事情を考慮しなかった浅はかの事例。
[3] busy indicator も参照。
[1] Web Applications 1.0 r6200 Specify legacy window.status (which does nothing and always returns the empty string, for historical reasons) ( ( 版)) http://html5.org/tools/web-apps-tracker?from=6199&to=6200
[2] IRC logs: freenode / #whatwg / 20110609 ( ( 版)) http://krijnhoetmer.nl/irc-logs/whatwg/20110609
[6] Web Applications 1.0 r7920 window.status compat ( ( 版)) http://html5.org/tools/web-apps-tracker?from=7919&to=7920