[32] XML Schema では、文字列に対する制約とそれによって表される値、 それに対する演算などにより構成されるものをデータ型と呼んでいます。
本項は歴史的事項を説明しています。本項の内容の一部または全部は、現在の状況とは異なるかもしれません。
(なお本項の内容の一部または全部は、互換性または歴史的連続性のために現在も有効な場合もあります。しかし新たに利用することは避けるべきです。)
[31] XML Schema には1.0と1.1があり、それぞれの仕様書にもいくつかの版があります。 詳しくは XML Schema の項を参照してください。
[1] XMLSchema では、データ型は次の3つから構成されます:
[21] XML Schema 仕様書はいくつか組み込みのデータ型を定義しています。 (XML Schema組み込み型を参照。) その他に XML Schema を使って独自のデータ型を定義することができます。
[19] XML Schema のデータ型は、 XML Schema に限らず色々な技術で採用されています。
[41] XForms は XML Schemaデータ型を使い、 それと併用するデータ型も独自に追加していますが、 更にカメレオン名前空間として XML Schemaデータ型を XForms の名前空間で使えるようにしています。
[13] データ型は、字句空間、値空間、 字句から値への写像によって構成され、1つ以上の IRI によって表されます >>12。
[14] この定義は XML Schema と互換性があり >>12、多くの XML Schema データ型を RDF でも採用しています。しかし、 XML Schema によって定義されているものでなくても、 この定義に従っていれば、用いることができます >>12。
[9] RDFリテラルは、字句形、データ型IRI、言語タグで構成されます >>8。
[11] データ型IRIは、字句形の解釈を決める IRI です。 言語タグ付き文字列以外では、これがデータ型を表す IRI のいずれかです。
[20] 言語タグ付き文字列はデータ型IRI http://www.w3.org/1999/02/22-rdf-syntax-ns#langString
によって表されますが、これは >>13 の定義に沿っておらず、データ型ではない >>12
とされています。 (字句空間中に言語タグが含まれていません。)
[24] ある IRI がデータ型を参照するのに使うものであるとき、 これを認識されるデータ型IRIといいます。 >>23
[25] 認識されるデータ型IRIの referent は固定されています。 http://www.w3.org/2001/XMLSchema#
から始まる IRI が認識される場合には、RDF互換XSD型を指すものでなければなりません。 >>23
[26] RDF処理器はデータ型IRIを認識しなければならないわけではありません。 認識できないデータ型IRIは、未知の IRI として扱います。 IRI の referent が決定できないときには警告を出しても構いませんが、 構文的あるいは意味的な誤りとして拒絶するべきではありません。 >>23
[29] データ型に対する著者の適合性は、少なくても RDF 1.1 や RDF/XML は言及していません。字句形がデータ型の定義に沿っていないことを ill-typed と呼んでおり、リテラル値は存在しません。その場合でも実装はRDF三項組を生成しなければならないとされていますが、 著者がそのような三項組を生成することが認められているともいないとも言及されていません。
[39] OWL は XML Schemaデータ型を使っています。 しかし特に利用するデータ型を定めると共に、 独自のデータ型も追加しています。 >>38
[40] それ以外のデータ型の利用も排除されていません。
[35] XML Schema 自体は構文の制約と構文と値の対応関係しか規定していませんが、 XDM一族によりデータ型に属する値同士の演算が規定されています。
[37] R2RML は SQL のデータ型の値から RDF の XML Schemaデータ型の値への変換方法を定めています >>36。
[15] XHTML2 第6次案で RDFa の一部として大域属性 datatype
が追加されました。
[6] XHTML+RDFa 1.1 - Second Edition ( ( 版)) http://www.w3.org/TR/2013/REC-xhtml-rdfa-20130822/#A_datatype
[7] HTML+RDFa 1.1 ( ( 版)) http://www.w3.org/TR/2013/REC-html-rdfa-20130822/#extensions-to-the-html5-syntax
[2] RDFa Core 1.1 - Second Edition ( ( 版)) http://www.w3.org/TR/rdfa-core/#A-datatype
[3] RDFa Core 1.1 - Second Edition ( ( 版)) http://www.w3.org/TR/rdfa-core/#h4_use-of-curies-in-specific-attributes
[4] RDF Schema 1.1 ( ( 版)) https://dvcs.w3.org/hg/rdf/raw-file/default/rdf-schema/index.html#h3_ch_datatype
[5] RDF 1.1 Concepts and Abstract Syntax ( 版) https://dvcs.w3.org/hg/rdf/raw-file/default/rdf-concepts/index.html#dfn-datatype-iri
[17] OASIS Open Document Format for Office Applications (OpenDocument) Version 1.2 - Part 1: OpenDocument Schema ( 版) http://docs.oasis-open.org/office/v1.2/os/OpenDocument-v1.2-os-part1.html#a19_907xhtml_datatype
Cell values are expressed in the JSON output according to the cell value's datatype. The relationship between the base annotation value of the cell value's datatype and the primitive types supported by JSON (as specified in [RFC7159]) is provided below: