[1] 【XMLSchema】 facet は、値空間の単一定義側面 (single defining aspect) です。 一般的に言って、各 facet は値空間を独立の軸 (次元) において特徴付けます。 <http://www.w3.org/TR/xmlschema-2/#facets>

データ型の facet は、そのデータ型と他のデータ型のその側面における違いを与えます。 仕様書中のデータ型は、単に自然言語による記述で定義されているのではなく、 データ型の値空間及び特性を共に決定する facet 値を集めたものとして定義しています。

Facet には基本 (fundemental) facet と非基本 facet = 制約 (constraining) facet の2種類があります。 後者はデータ型で認められる値を制約します。

• [2] XML Schema 仕様書で定義された facet は、 http://www.w3.org/2001/XMLSchema#facet 名 で識別できます。
• [3] また、組込みデータ型における facet の使用を識別することも出来ます。例: http://www.w3.org/2001/XMLSchema#int.maxInclusive (データ型 int での facet maxInclusive)
• [4] 誤解を恐れずに簡単にまとめてしまえば、面相 (facet) とは、データ型 (という class) の特性 (property) のことでしょうか。基礎面相は主として意味的な特徴付けを行い、非基礎面相 = 制約面相は値空間 (・字句空間) に意味的な制約を課す。そんなところ?