[2] IETF 的には情報提供の RFC はただの文書に過ぎず、 インターネット標準でもその候補でもありません。
[3] 実際には、広く用いられているプロトコルの仕様書が情報提供RFC となっていることもよくあります (し、逆に標準化過程の RFC であってもほとんど実装されていないこともよくあります)。 IETF における RFC の位置付けと現実世界での重要度には相関はありません。
[4] 情報提供RFCには、 IETF 以外で開発されたプロトコルを便宜上 RFC として出版したものや、 IETF において開発中のプロトコルに関する要件などを記述したもの、 古い RFC についての追加情報を記述したものなど色々なものがあります。
[5] IETF 外で開発されたプロトコルが IETF に持ち込まれた際に、 まずは情報提供RFCとして出版し、その後 IETF で (非互換変更を加えるなどして) 変更した上で新しい版が標準化過程で出版されることもしばしばあります。