http://www.w3.org/1999/02/22-rdf-syntax-ns#HTML

データ型 rdf:HTML

[4] RDFデータ型 rdf:HTML は、HTML を値とするものです。

仕様書

定義

[6] データ型 http://www.w3.org/1999/02/22-rdf-syntax-ns#HTML は次のように定義されています >>3

[7] 字句空間は、Unicode文字列集合です >>3

[8] 値空間は、 DOM DocumentFragment 節点集合です >>7DocumentFragment が等しいかどうかは isEqualNodeかどうかによります >>7

[9] 字句から値への写像は、文脈要素なしのHTML素片構文解析アルゴリズムを適用し、その結果を DocumentFragment子供とし、 normalize メソッドを実行するというものです。 >>3

[10] これは HTML文書としての構文解析と同じ挙動なので、 Document でもよさそうなのですが、なぜ DocumentFragment なのかは謎です。 rdf:XMLLiteralinnerHTML 相当の定義になっているので、 それに合わせたいなら文脈要素ありで構文解析しないといけないのですが。また構文解析の結果なら normalize は意味が無い (変わらない) はずですが、なぜあえて呼び出しているのかは不明です。 スクリプトが実行されることを想定しているのでしょうか。

[11] 言語XML名前空間基底URLは外部から与える手段がないので、値に含めておいたり絶対URL にしたりする必要があります >>3

[12] しかし HTMLXML名前空間は元々無いのですが・・・。 RDF の仕様を書いた人も読んだ W3C の人も HTML に詳しい人はいないのでしょうか???

[13] rdf:HTMLrdfs:Datatype実現値であり、 rdfs:Literal部分クラスです >>2

歴史

[1] HTML datatype proposal (ISSUE-63) ( (Richard Cyganiak 著, 版)) <http://lists.w3.org/Archives/Public/public-rdf-wg/2012May/0222.html>

[5] RDF 1.1 は2014年にW3C勧告になっていますが、 rdf:HTMLDOM4W3C勧告でない >>3 という W3C Process 上の理由で参考とされています。