[48] GlyphWiki は、 ウィキ形式で編集可能な明朝体漢字字形データベースです。
[13] Wiki engine は独自のもの。 YukiWiki の影響を受けています。 >>12 UI 等は MediaWiki の影響が見られます。
[14]
一般的なウィキのハイパーテキストシステムとフォント・グリフ編集機能・生成エンジン
[17] Wiki名はグリフ名となっています。 文字コード規格等との対応関係が決められています。 >>15, >>16
[21] ページ中に書かれたグリフ名はリンクになるだけでなく、 参照されたグリフの画像が表示されます。
[20]
ページ名の末尾に @1
のように数値を付けて、
履歴の特定の版を指定できます。
[22] グリフは他のグリフの「エイリアス」に設定できるようです。 MediaWiki のリダイレクト (転送) と似ていますが、HTTPリダイレクトにならずに「エイリアス」と表示されます。
[18] 他に MediaWiki 風の「ノート」ページ、 「利用者」ページ、 「グループ」ページがあります。 MediaWiki 同様に Wiki名の先頭に 「ノート:」 「Talk:」 のような接頭辞が付きます (表示言語による接頭辞の翻訳あり)。
[19] 「グループ」はグリフをまとめるもので、フォント生成ができるようです。 >>23
[25] グリフの名前は文字集合ごとの命名規則があります。 >>16, >>24, >>26
[34]
ウィキページ (グリフデータを含む。) の改訂ごとに、
@1
, @2
, ... のような版番号が振られていきます。
[35] Wiki名の後に版番号を付けて、特定の版が参照できます。
[36]
編集履歴機能があるウィキは (今では) 多いですが、
版を参照する構文は珍しいです。
[47] Jigmo fonts, , https://kamichikoichi.github.io/jigmo/
[49] GitHub - ge9/NazonoMincho: A customized version of Hanazono Mincho, https://github.com/ge9/NazonoMincho
[40] グリフデータは >>6 で tar で一括配布されています。 記事データの一括配布はされていないようです。
[41] 令和5年現在、グリフデータの tar は 76MB ほどあります。 中に入っているのは
dump_all_versions.txt
全履歴 五百数十メガバイトdump_newest_only.txt
最新版 百数十メガバイトで、どちらもほぼ同形式のテキストファイルです。
[44] グリフの編集履歴を見てなにかをしたいのでなければ最新版の方を使えばいい、 といいたいところですが、少し厄介なことがあります。 KAGE のグリフデータは他のグリフを参照して定義できます。 このグリフの参照は特定の版を指定できます。 GlyphWiki サイト上のグリフ表示を完全に再現するには、 全履歴の方のファイルの中身が必要になります。
[45] といっても同じグリフの版ならどれも同じものを意図しているはずで、 厳密な再現が目的でなければ、古い版を新しい版に差し替えてもほぼ同じ結果が得られるはずです。 といいたいところですが、それにも少し問題があります。 GlyphWiki では一度定義されたグリフが削除 (「白紙化」) されることがままあるようです。 すると最新版のファイルには含まれなくなります。
[46] 削除されたグリフは全履歴の方のファイルには履歴が残りますが、 白紙化された最新の記録は全履歴ファイルにも入っていません。 ということは全履歴ファイルだけを見ていてもどれが削除されているかわからなくて、 最新版に入っておらず全履歴にないものをチェックしないといけません。
[10] GitHub - Transfusion/cjkvi-ids-unicode: Unicode-only CJKV IDS data, https://github.com/Transfusion/cjkvi-ids-unicode#notes-on-glyphwiki-resolution
[33] グリフには関連字として Unicode符号位置が1つ関連付けられています。
[37] GlyphWiki:データ・記事のライセンス - GlyphWiki, https://glyphwiki.org/wiki/GlyphWiki:%e3%83%87%e3%83%bc%e3%82%bf%e3%83%bb%e8%a8%98%e4%ba%8b%e3%81%ae%e3%83%a9%e3%82%a4%e3%82%bb%e3%83%b3%e3%82%b9
[38] >>37 によると、 GlyphWiki のグリフデータおよび記事本文データは制限なく自由に利用できます。
[8] geta - kamichi.jp, http://kamichi.jp/geta.html
いわゆるゲタ文字「〓」をなくそう、というコンセプトで、外字コード領域を対象にグリフ(コードポイント)単位で外字を管理するWikiベースの外字管理システムです。
[9] GlyphWiki Drawfont Tool download | SourceForge.net, https://sourceforge.net/projects/gwdrawfonttool/
[29] GitHub - kurgm/gwsearch: グリフウィキ部品検索, https://github.com/kurgm/gwsearch