document.contentType

Document インターフェイス contentType 属性

[3] DocumentcontentType 属性は、 文書内容型 (content type) を返します。 文書内容型文書が作られた時に設定される MIME型 (引数なし) です。

仕様書

IDL 属性

[25] Document インターフェイスcontentType IDL属性取得器は、次のようにしなければなりません >>1

  1. [26] 文脈オブジェクト内容型を返します。

[27] 返される値は、MIME型を表す文字列です。常に小文字であり、 引数は含まれません。

[28] 設定器はありません。

内容型の決定

[4] 別途規定がない限り、 内容型application/xml です >>2

[5] 文書clone では内容型も複製されます DOM

[6] createHTMLDocument では内容型text/html になります DOM

[23] createDocument では内容型名前空間URLに依存して決められます DOM

[7] HTML文書DOM 以外のものとしてレンダリングされるページに navigate すると内容型text/html になります >>11

[8] テキストファイルnavigate すると内容型text/plain になります >>11

[9] 媒体 (画像音声動画) やプラグインで表示されるページに navigate すると内容型がその sniffed MIME type になります >>11

[10] この sniffed MIME type引数が含まれるのかどうか曖昧で、 HTML 仕様書から MIME Sniffing 仕様書へと辿っていくと引数も含まれる定義に見えますが、 他との整合性を考えると引数は含まれないと解釈するべきように思われます。

[12] XHR responseXML では final MIME type (overrideMimeType されていればそれ、 されていなければ応答MIME型) となります (引数なし) >>13

[15] DOMParser では指定されたMIME型 (引数なし) になります >>14

[16] manakaiIsHTML メソッド文書HTML文書に設定すると内容型text/html になります。XML文書に設定すると内容型application/xml になります。

[17] 以下 >>16 は無視して標準の DOM についてだけ言及します。

[20] 内容型は常に小文字引数なしの妥当なMIME型です。

[18] スクリプトがアクセスできる範囲内では文書内容型が途中で変更されることはありません。

[19] HTML文書内容型text/html で、 XML文書内容型text/html 以外です。

文脈

[24] 内容型createElement の挙動に影響します。

関連

[21] このIDL属性は、 MIMEHTTPContent-Type: ヘッダーに相当するものです。

歴史

[22] Set createDocument()'s content type based on namespace · whatwg/dom@537e579 ( 版) <https://github.com/whatwg/dom/commit/537e579fac8d0a99544d798bb7d46660e59ffc78>