[1] application/xml-dtd
は、
XML の外部部分集合実体や外部引数実体のMIME型です。
[4] 独自の MIME型は割り当てられてはいますが、それをどう処理するべきかは規定されていません。
[5] 外部部分集合も外部引数実体も他の実体で宣言され、参照されてはじめて意味を持つもので、 単独で処理する方法は XML では規定されていません。場合によっては他の実体に含まれる宣言に依存していて、 単独で処理する方法が原理的に存在しないかもしれません。
[6] 他の実体から参照している実体が外部部分集合実体や外部引数実体のはずなのに
application/xml-dtd
でない場合、あるいは外部部分集合実体や外部引数実体でないのに
application/xml-dtd
な場合にどう処理するかまったく規定がありません。
[3] RFC 2376 では text/xml
や application/xml
を使うことになっていましたが、 RFC 3023 ではこれが禁止され、
新たに application/xml-dtd
が導入されました >>2。
[13] RFC 3023 は改訂されて RFC 7303 となりましたが、 XMLにおける文字コードの規定が明確化されたことを除けば大きく変化してはいません。
[7] SGML DTD や SGML の外部引数実体も application/xml-dtd
で送信されることが稀によくあります。
.dtd
をapplication/xml-dtd
に関連付けていて、 SGML DTD も XML DTD も拡張子.dtd
にしている場合にそうなります。