XBL 1.0

[5] XBL1 は、 Mozilla (Gecko、Mozilla Suite、Firefox) が実装していた XBL の初期版でした。

[6] XUL の他、 HTML の marquee やフォームコントロールの実装に用いられていました。 Webサイトの著者が用いることもできました。

[7] 後継の XBL2 を経て Web Components へと発展し、役目を終えました。

歴史

[98] 2000年前後、 Microsoft の HTC、Netscape の Action Sheets の提案を受けた CSS WG では BECSS 仕様の検討を行なっていました。その後 Netscape/Mozilla はこれらを発展させた XBL 1.0 を実装すると共に、 W3C に Member Submission として提出しました。

[14] Internet Archive には2000年11月3日版 >>12 と2003年1月3日版 >>13 の仕様書が残っています。両者の違いは、前者が binding プロパティーを使っているところが後者では -moz-binding プロパティーになっているだけのようです。 (なお Mozilla の Webサイトの共通のヘッダーやフッターとなっているので、 HTML文書としては時期によって細かい違いがあります。)

[15] W3C に提出されたものは2001年2月23日付けとなっています >>99。日付としては Mozilla の両版の中間ですが、技術的内容はどちらとも微妙に違っています。 (なおプロパティー名は binding となっています。) どちらが新しい版かはよくわかりませんが、こちらが提出用に修正を加えたものなのでしょうか。

[102] この仕様書は Gecko が実装している XBL とおおむね一致しているものの、色々と異なる点もあるとされています。 Gecko の実装する XBL 1.0 の説明としては、 MDN がより正確であるとされています。

[9] この後の歴史については、XBL 2.0 を参照。

メモ

[1] XBL Schema http://mozilla.doslash.org/xblschema/ (名無しさん)

[2] >>1

XBL schema is used to define the structure and content of a "good" Mozilla XBL document. This schema is not normative. The intention is to create a schema which can be used in Solid and generic XML editors to provide autocomplete and validation support for XBL.

(名無しさん)

[3] SWViewer readme http://www.formsplayer.com/download/swviewer-install.html