[2] 相対URLは、基底URLを与えて解決されるべきものとして省略形にしたものです。
[3] Unix のファイルシステムにおける相対パスに由来します。
[4] 相対URLを使うと起源の変更 (開発サーバーと本番サーバーの違いなど) やディレクトリーの変更 (ローカルファイルとサーバー上のファイルの配置の違いなど) のような URL の変更でいちいち参照をすべて書き換える必要がないという利点があります。
[5] XML名前空間の名前空間接頭辞は、名前空間URLを一時的に省略して表すものです。
[6] RDF/XML では QName を名前空間URLと局所名を連結した展開URL の省略形として扱っています。 N3、SPARQL、RDFa など多くの RDF の記述形式にも同様の仕組みがあり、 CURIE や接頭辞名などの呼称が与えられていることもあります。
[7] RDF/XML など一部の XML文書では、名前空間URLに相当する部分を実体として宣言しておき、 実体参照として利用する、XML の実体構造を利用した省略形が用いられることがありました。
[8] 口頭や紙や画像などで URL が記述される際に、
http://
や https://
が省略されることがあります。
[9] その場合、ただのドメイン名のように見えるものが、 実は HTTP(S) URL を意味していることがあります。
[12]
http_proxy
などプロキシの指定に使う環境変数では、
URL かその先頭の URL scheme と ://
を省略したものを指定できます。
http_proxy
[14] 省略といっても理由はいくつかあることがわかります。
[18] 長くて辛いなら省略しちまえというのは識別子としてのURLの利用というバッドノウハウのための毒饅頭感があります。